重賞レース直前情報
■2024年10月14日
第37回マイルチャンピオンシップ南部杯JpnI(盛岡)

10月14日(祝・月)に盛岡競馬場で、第37回マイルチャンピオンシップ南部杯JpnI(3歳以上・1600メートル・18時15分発走予定)が行われます。JRAからはレモンポップ、タガノビューティー、キタノリューオー、ダイシンピスケス、キタノヴィジョン、ペプチドナイルが出走。地方他地区からはミックファイア(大井)ら3頭が出走し、地元岩手勢はヒロシクンら6頭が迎え撃ちます。15頭の熱き戦いにご期待ください。

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過去の傾向
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シンプルに“盛岡”“左回り”“マイル”という3つの実績・適性が問われる一戦。連覇が達成されたケースが多くリピーターもよく来る。コーナーが2回で走破時計も速く、東京ダート1600メートルとつながりが非常に深いため、フェブラリーステークスGIや武蔵野ステークスGIIIは特に参考になる。基本的に2から3着もJRA馬が強く、過去5年、地方馬の3着以内は20年3着モジアナフレイバー(大井)と23年2着イグナイター(兵庫)の2頭だけ。JRAのGIでは少し厳しい馬が、ここでは通用するという傾向もある。

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JRA所属馬短評
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レモンポップは休み明けで出走した昨年の本競走で、2着イグナイターに2秒0の大差をつけて逃げ切り勝ちを飾った。その後、サウジカップGIこそ12着だが、チャンピオンズカップGI・1着、さきたま杯JpnI・1着と相変わらず国内では無類の強さを誇っている。

タガノビューティーは昨年の本競走が4着。中団で追走し、直線は外から末脚を伸ばしたが届かなかった。このコースだと、ペースが速くならないと厳しい印象だ。

キタノリューオーは昨年末の師走ステークス1着、続くポルックスステークス2着と後にマーチステークスGIIIを制したヴァルツァーシャルと好勝負している。近3走は東京ダート1600メートルで苦戦しているが、調子が悪いわけではなく、適性の問題だろう。冬場の時計がかかる中距離が合っているのでここではどうか。

ダイシンピスケスは仁川ステークス以来、7カ月ぶりの実戦となった前走白山大賞典JpnIIIで2着。勝ち馬ディクテオンには離されたが、重賞初挑戦としてはまずまずの評価を下していいだろう。今回は初のGI/JpnIで距離1600メートル。忙しい感じもするが、どこまで通用するか注目。

キタノヴィジョンもキタノリューオー同様、時計がかかる中山ダート1800メートルあたりがベスト。さすがにここでは苦しそう。

ペプチドナイルは今年のフェブラリーステークスGIの覇者。11番人気での激走だったが、それまでマイル戦を使っていなかっただけで、フロックとは思えない。前走かしわ記念JpnIは敗れたが、3着ならば悪くはない。盛岡1600メートルの方が力を発揮できるだろう。

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地方所属馬短評
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ミックファイア(大井)はフェブラリーステークスGI・7着、かしわ記念JpnI・5着と着順こそ上げているが、レースの流れにしっかり乗っているとは言い難い。距離は2000メートルぐらいの方がいいかもしれない。

アラジンバローズ(兵庫)は7月のマーキュリーカップJpnIIIで7着に敗退。前走サマーチャンピオンJpnIIIで金星を挙げたが、ここではどうか。

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予想のポイント
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中心は連覇を狙うレモンポップ。1枠1番なのでスタートはいつも以上に鍵になるが、まともに出ればそのまま圧倒できそう。レモンポップに迫れる可能性があるのはペプチドナイル。前走は不良馬場でコーナーが4回のコースだった。今回のコース替わりは魅力的なので、フェブラリーステークスGIを制した地力を見直したい。あとはダイシンピスケスがどこまで食い下がれるか。


マイルチャンピオンシップ南部杯(Jpn1オープン の出走表はこちら

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