10月20日(日)に盛岡競馬場にて、第44回若駒賞(2歳・ダート1600メートル・17時25分発走予定)が行われます。ネクストスター盛岡から中1週ということがあるのか、出走10頭のうち7頭が前走で4着以下。さらに未勝利馬も2頭いる混戦の顔ぶれでは、逆に狙いを絞るのが難しいといえるかも。最近の成績がいまひとつでも、巻き返しに警戒する必要がありそうです。
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過去の傾向
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過去5年の結果をみていく。単勝1番人気が5年連続で勝利。2着は2から4番人気で、3着は3から6番人気となっている。勝ち馬は通算2勝以上。ゼッケン1から3番のうちの2頭が3着以内に入っているのが特徴的だ。デビュー戦を勝っていた馬が1から2頭連対。前走が2から4着だった馬が1頭だけ連対している。
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出走馬短評
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ユウユウコラソン 一般戦で2勝して、前走のネクストスター盛岡では10番人気ながら3着に浮上。ただ、好走と大敗の差が大きい点は気にかかる。
マツリダマスラオ 通算7戦1勝でも、盛岡のダートマイルでは若鮎賞で2着、JRA認定戦で3着。相手なり
に動けるタイプで、今回の組み合わせなら上位が狙える。
マルケイロジャー 3戦目の盛岡と4戦目の水沢で勝利を挙げ、前走は好位差しで2着。今回も相手なりに動けそうで、再度の善戦以上が期待できる。
ミヤギヴォイジャー 通算6戦で4連対だが、勝ち馬から2秒0差以上の敗戦が2回ある点は心配。それでも今回の顔ぶれなら、先行粘り込みが可能だろう。
ラヴェイ 北海道のJRA認定新馬戦を快勝し、2走前の岩手初戦は2着で、前走のネクストスター盛岡は後方のまま10着。それでも地力的に侮れない感がある。
シャルトルブルー 水沢の新馬戦は逃げ切ったが、1400メートルでの2戦は早々に失速。現状ではスタミナが不足していると考えるのが妥当だろう。
コニパ 盛岡の新馬戦は2着に2秒2の大差をつけて逃げ切ったが、その後の2戦は先行できず。今回もスタートが決まるかどうかがカギとなる。
ステイクラッシー 水沢の新馬戦を勝ち、若鮎賞は3着だったが、続く盛岡ダート1600メートルのJRA認定戦を逃げ切り。しかしその後の2戦は大敗と、調子を落としている感がある。
そのほか、タカラクロロック、ヨロズクレンジングが出走する。
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レースの狙い
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混戦の組み合わせなら、相手なりに動けそうなマツリダマスラオに期待。ユウユウコラソンは安定感に欠けるが、前走の差し脚を再現できれば勝利が狙える。ラヴェイは前走が大敗でも地力は上位で、転入3走目で流れに乗れればチャンスあり。ミヤギヴォイジャーは時計的に微妙でも、好位からの流れ込みに警戒して連下に押さえる。マルケイロジャーも立ち回り次第で上位まで。
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