重賞レース直前情報
■2024年10月05日
第59回サラブレッド大賞典(金沢)

10月5日(土)に金沢競馬場にて、第59回サラブレッド大賞典(3歳・2000メートル・17時15分発走予定)が行われます。金沢所属馬限定の3歳戦としては、北日本新聞杯、石川優駿に続く三冠ラストの重賞。その舞台には石川優駿を制したナミダノキスも出走しますが、今回は休み明け。夏の間に地力をつけた馬が台頭できるのかという点が、今回の最大の見どころといえるでしょう。

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   過去の傾向
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過去5年の結果をみていく。単勝1番人気は3勝、2着2回。連対馬10頭のうち9頭は3番人気以内(22年の2着馬は6番人気)で、3着馬は5頭とも5番人気以内となっている。2走前までに1500メートルで勝っていた馬が1から2頭3着以内に入っている。また、石川ダービー(現・石川優駿)で3着以内に入っていた馬も1から2頭3着以内に入っている。

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   出走馬短評
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ガガヒャクマンゴク 西日本ダービーは大差負けを喫したが、先手を取った点は評価が必要。距離延長は課題でも、今回の組み合わせなら逃げ切る可能性が十分にある。

フレーズタルト 金沢での初戦から4連勝を挙げたが、その後の2戦は先手を取れずに大敗。今回もその点が課題だが、競らずに先行できるようなら一発の可能性が出てきそうだ。

ダブルアタック ここまで17戦して5着以内が15回と、安定感がある成績。ただ、2000メートルでは2戦とも勝ち馬から2秒以上差での大敗と、距離が微妙という感はある。

ナミダノキス JRAでは5戦とも苦戦したが、金沢移籍後は差し脚を見せて4戦4勝。今回は4カ月ぶりという点が気になるが、地力的に無視できない存在といえる。

エイシンノヴァ 好走と大敗の差が大きいが、先手を取れれば粘れるタイプ。今回は同型の存在が課題だが、粘り込む可能性は考えられる。

ロックシティボーイ JRAでは大敗続きで、金沢では7戦して石川優駿での3着以外はすべて連対。差し脚を長く使えるタイプで、引き続き首位争いが狙えるだろう。

サザンフィールド 最近は善戦実績があるものの、勝ち馬からの差は大きいという内容。ただ、母は2017年の石川ダービー馬という血統面は注目できる。

ラシェンテ 出走取消明けで臨んだ前走が、先行争いに加わって最後まで食い下がる好内容。安定感には欠けるが、今回も前走の動きを再現できれば善戦以上が可能だろう。

スターマンモス 2歳時に園田で勝利して以降は善戦止まり。差のある敗戦が続く近況では、スタミナはあっても引き続き厳しい戦いになりそうだ。

そのほか、サンヨウラフェスタ、バージンエスパーが出走する。

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 レースの狙い
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ロックシティボーイは石川優駿で差のある3着だったが、その後は早めに仕掛ける内容で、順調度も含めて評価。ナミダノキスは休み明けでも、金沢で4戦4勝の実績なら今回も首位争いが必至だろう。堅実に差を詰めてくるダブルアタックにも要マーク。ガガヒャクマンゴクは単騎逃げの形が取れれば残り目が考えられそうだ。差し脚があるラシェンテが連下の押さえ。


サラブレッド大賞典3歳 の出走表はこちら

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