11月19日(火)に笠松競馬場にて、第11回ラブミーチャン記念(2歳牝馬・1600メートル・15時45分発走予定)が行われます。笠松から全国区で活躍したラブミーチャンは、今年の8月に逝去。しかしその名前は笠松競馬の象徴としてレース名に残ります。今年の出走馬は北海道の4頭と川崎の1頭を含む10頭。遠征馬にはラブミーチャンのオーナー、小林祥晃さんの所有馬が2頭、含まれています。
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過去の傾向
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過去5年の結果をみていく。単勝1番人気は4勝、2着1回。3着内馬15頭のうち13頭は3番人気以内で、残る2頭は4番人気で2着、5番人気で3着となっている。大井→笠松の順で入った22年以外の連対馬は、前走が重賞またはジュニアクラウン。22年を除き、北海道所属馬が1頭以上連対している(23年は3着まで北海道)。
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出走馬短評
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ヴィルミーキスミー 北海道からの遠征馬。北海道でJRA認定戦を含む2勝を挙げ、園田プリンセスカップで3着。ただ、今回は盛岡から中1週という点が気にかかる。
エバーシンス 9戦目の前走で初勝利を挙げたが、ここまですべて4着以内で、2着と3着が各3回という安定感。引き続き相手なりに動ける可能性は十分にある。
シャンデリアソング 8月の新馬戦を快勝し、休み明けの前走は好位から差を詰めるも2着まで。今回の相手は強力でも、素質的に侮れない存在といえる。
ゴーゴーバースデイ 通算7戦で3着内率100%の好成績で、前走は2着からハナ差と惜しい内容。タイプ的に距離延長がプラスになる可能性がある。
ラブミールイス 川崎からの遠征馬。通算1勝でも2着4回で、前走の4着は初コースが影響した印象。この顔ぶれなら、園田プリンセスカップの2着以上が期待できる。
コパノエミリア 北海道からの遠征馬。JRA認定戦を勝ち、重賞で3着と2着に入った実績は上位。今回も堅実な差し脚が届く可能性が十分にある。
トレヴェナ 北海道からの遠征馬。前走のエーデルワイス賞JpnIIIは8着だったが、それ以前は6戦とも3着以内。重賞での実績を含めて首位争いが期待できる。
プチプラージュ 北海道からの遠征馬。2戦目でJRA認定戦を勝ち、前走は金沢シンデレラカップで5馬身差の勝利。再度の遠征競馬でも、鞍上の継続起用は頼もしい。
そのほか、ライフフルスマイル、レンマが出走する。
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レースの狙い
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コパノエミリアは重賞で善戦している実績なら、今回も首位争いが狙えそう。プチプラージュは前走の金沢が圧勝で、ここでも先行押し切りが期待できる。ラブミールイスは前走が度外視可能で、距離延長での差し脚発揮に要注意。トレヴェナは前走で差し脚が届かなかったが、相手なりに動ける点を評価して連下に押さえる。ゴーゴーバースデイは相手が上がるが、好位で流れに乗れれば善戦も。
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