重賞レース直前情報
■2024年11月24日
第15回ドリームエイジカップ(帯広)

11月24日(日)にばんえい帯広競馬場にて、第15回ドリームエイジカップ(4歳以上選抜・19時30分発走予定)が行われます。4、5、6、7歳、そして8歳以上の各世代から通算収得賞金順に上位2頭を選抜しての一戦。8歳以上2位のアオノブラックが不在で3位インビクタが出走する以外は、各世代ともベストメンバーが揃いました。注目は今季7戦7勝のメムロボブサップが4度目の挑戦で初勝利なるか。現7歳世代を除くばんえいダービー馬4頭の対決も楽しみです。

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  過去の傾向
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過去5年の結果をみていく。単勝1番人気は2着1回、3着2回で未勝利。勝ち馬と2着馬はすべて同年の北見記念5着以下か不出走で、連対馬10頭中7頭が5番人気以下と、ばんえいでも屈指の荒れる重賞となっている。3着内馬の頭数では8歳以上が6頭と最も多い。次いで多いのが4歳だが、馬券に絡んだ4頭は古馬混合重賞(ポプラ賞を含む)へ出走したことがあり、昨年1番人気で7着キングフェスタにはその経験がなかった。

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  出走馬短評
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ツガルノヒロイモノ 5歳世代。古馬重賞初挑戦のばんえい十勝オッズパーク杯は9着と厳しい結果だったが、徐々に慣れは感じる近況。ただ経験が少ない700キロ台後半の重量では持ち前のキレを生かせない。

キングフェスタ 5歳世代。世代重賞で8勝し、3月のポプラ賞ではトップハンデ810キロで2着がある強豪。6月の北斗賞9着後に休養し、復帰後は3戦とも連対しているがすべて格下との混合戦。しかしここで好走できれば今後が楽しみになる。

マルホンリョウユウ 4歳世代。3歳二冠馬だが、4歳シーズン二冠では3着まで。古馬オープン未勝利で、今回は騎手が初騎乗というのも気になる。力試しの一戦だ。

インビクタ 8歳以上世代。8歳になった今季はさらに勝ちみに遅くなっているが、重賞で2、3着各2回。北見記念は見せ場なしだったが、実績ある700キロ台後半なら勝ち負けになる。

コウテイ 7歳世代。今年の帯広記念3着で名を上げ、今季は旭川記念と北見記念で2着に好走。馬体重も回復しているが、勝ち切るには展開の味方が必要だろう。

オーシャンウイナー 6歳世代。昨年のこのレースでは結果離された4着でも障害ひと腰から悪くない走り。今夏の3連勝後も好調ぶりがうかがえ、現状なら馬場が多少重くてもこなせそうだ。

メムロボブサップ 8歳以上世代。このレースは21年2着、22年3着だが、今年は北見記念を使っての臨戦というのが違うところ。今季負けなしと好調で今年こそ勝利を挙げたい。

タカラキングダム 4歳世代。昨年のばんえいダービー馬で、今季は世代重賞3勝を含め5勝と充実。ただそのぶん賞金ハンデを課されている。

サクラヒメ 6歳世代。昨年のこのレースを圧勝し、今季は牝馬限定のカーネーションカップを勝利。対メムロボブサップでは2連敗だが、40キロのハンデ差は恵まれた感がある。

そのほか、ゴールドハンター(7歳世代)が出走する。

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 レースの狙い
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過去14回で連覇した馬はなし。とはいえハンデや、北見記念不出走という好相性の戦歴からサクラヒメに食指が動く。メムロボブサップは過去には最大100キロのハンデ差でも善戦歴があり40キロ差なら心配無用。昨年8着だったインビクタは秋に良績がないが今年のメンバーなら有力。若いキングフェスタ、マルホンリョウユウ、タカラキングダムにとっては試金石だが3連勝式の相手として押さえておく。


ドリームエイジカップ(BG3)4歳以上選抜別定の出走表はこちら

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