重賞レース直前情報
■2024年11月19日
第27回金沢ヤングチャンピオン(金沢)

11月19日(火)に金沢競馬場にて、第27回金沢ヤングチャンピオン(2歳・1700メートル・18時30分発走予定)が行われます。ネクストスター金沢で5着以内に入った馬がすべてエントリー。それ以外の路線からも最近の成績が良好という馬が多く、全馬が初距離という条件を含めて混戦模様と考えるほうがいいでしょう。ネクストスターの出走馬が人気を集めそうですが、前回と同じ結果になる可能性は低いかもしれません。

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   過去の傾向
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過去5年の結果をみていく。単勝1番人気は2勝、2着1回。23年は4→5→3番人気の順だったが、連対馬はすべて単勝5番人気以内。ただ、3着には6番人気馬が3回入っている。3走前が1着だった馬が1頭以上連対。ゼッケン6番が5年連続で3着以内に入っている。また、ゼッケン1から4番で3着以内に入ったのは20年の勝ち馬(2番人気)だけと、苦戦傾向を示している。佐藤茂厩舎の管理馬が、20年を除いて3着以内に入っている。

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   出走馬短評
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エムティパル ネクストスター金沢は2番人気に推されたが、逃げ粘れず差のある5着。金沢での初戦と2戦目で見せた好位差しを再現できれば、巻き返しが考えられそうだ。

ブルートレーラー 初勝利に7戦を要したが、続く前走も差し切り勝ち。過去の2勝は牝馬限定戦という点は気になるが、前崩れの展開になれば再度の上位食い込みが考えられる。

ショウガマッタナシ 新馬戦から4連勝して、その後は3戦連続で善戦止まりでも、前走のネクストスター金沢は先行抜け出しで勝利。この父なら距離延長は問題ないだろう。

ビバロジータ 北海道で新馬戦を勝ち、移籍初戦の金沢テレビ杯を逃げ切り勝ち。前走のネクストスター金沢はスタートひと息で粘れなかったが、地力的に上位といえる存在だ。

ダンナイ 6月中旬の新馬戦は大敗したが、その後は8戦連続で4着以内と上々の成績。中1週が続く点は気になるが、ネクストスター金沢3着の実績は侮れない。

ミヤギロード 新馬戦と2戦目は大敗したが、その後は2戦連続で先行して圧勝。前走のネクストスター金沢は4着でも、スタート五分なら善戦以上が可能だろう。

エムザックドリーム 新馬戦から6戦連続で3着以内に入ったが、2走前は差のある4着で、前回のネクストスター金沢は出走取消。スピード的には上位でも、近況からは推しにくい。

カムイカル JRAの芝短距離で3着、2着と好走し、前走の金沢初戦は早め先頭から粘れず。ただ、太目残りが影響した可能性があるだけに、叩き一変には要警戒だ。

モカチャン 6月の新馬戦と7月の2戦目を逃げ切って、休み明けの前走は先手主張から失速して大差負け。前走後の上積みは見込めそうだが、一変までは微妙かもしれない。

オンリーモーガン 北海道の一般戦で勝利を挙げたが、JRA認定戦では4回とも差のある敗戦。金沢では移籍初戦を制したが、前走が9馬身差の2着では少々厳しい感がある。

そのほか、トゥーナマッシュ、ミリオンバンブーが出走する。

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 レースの狙い
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ショウガマッタナシは血統的に距離延長がプラス材料になりそうで、今回も主軸として期待。ビバロジータは前走ひと息でも、距離延長でスタート五分なら首位争いが狙える。エムティパルは好位差しの形を取れるようなら巻き返しの目が出てきそう。ブルートレーラーは展開的に向きそうで、差し脚発揮に警戒しておく。移籍2戦目のカムイカルにも要マーク。ダンナイは連戦続きでも、善戦傾向に警戒して連下に押さえる。


金沢ヤングチャンピオン(レッドルゼル賞)2歳の出走表はこちら

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