重賞レース直前情報 |
11月20日(水)に浦和競馬場で、第45回浦和記念JpnII(3歳以上・2000メートル・17時45分発走予定)が行われます。JRAからはメイショウフンジン、アウトレンジ、ディクテオン、ダイシンピスケスが出走。地方他地区からはスリーヘリオス(金沢)ら2頭が遠征し、地元南関東勢はライトウォーリア(川崎)ら5頭が迎え撃ちます。11頭の熱き戦いにご期待ください。
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過去の傾向
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過去5年で3着以内に好走した15頭のうち14頭がJRA馬で、地方馬は1頭。昔は地方馬もかなり勝負になっていたが、近年はJRA馬が強い。2021年2着のタービランス(浦和)は前走、埼玉新聞栄冠賞1着でここは3番人気に支持された。本馬のように浦和での実績豊富な馬であれば十分勝負になる。JRA馬はまず前走JBCクラシックJpnI組が有力。次に前走白山大賞典JpnIII連対馬が有力。人気になりやすいが、18年グリム、21年メイショウカズサ、22年ラーゴムが連対を果たしている。あとはブラジルカップ組で5着以内であればチャンスがある。
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JRA所属馬短評
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メイショウフンジンは先手を奪えると粘りが利くタイプ。前走白山大賞典JpnIIIは早目にディクテオンとダイシンピスケスに前に出られたことを考えると、この馬なりに頑張ったと言えるかもしれない。
アウトレンジは上がり馬。2走前のラジオ日本賞をブレイクフォースらを下して勝利しており、前走みやこステークスGIIIは軽視されすぎた(11番人気)印象もある。実際、4コーナーで先頭に立ち、サンライズジパングの2着と踏ん張った。今回、左回りは初だが、楽しみな一戦だ。
ディクテオンは昨年の本競走を勝利しており、連覇がかかる一戦。帝王賞JpnI・3着以来の休み明けだった前走白山大賞典JpnIIIはダイシンピスケスを競り落とし、5馬身差の圧勝。今年もこの時期に調子を上げてきた。
ダイシンピスケスは休み明けの白山大賞典JpnIIIが2着。前走マイルチャンピオンシップ南部杯JpnIは9着とJRA馬の中では最も成績が悪かった。マイルのJpnIとはいえ少し負けすぎの気もするが、見直しは必要だろう。
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地方所属馬短評
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ライトウォーリア(川崎)は22年埼玉新聞栄冠賞を3馬身差で逃げ切り勝ちを果たしている。3走前の川崎記念JpnIも逃げ切り勝ち。展開次第で十分勝機もある。
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予想のポイント
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今年も前走JBC組が不在だが、中心はJRA馬から選びたい。まずは連覇を狙うディクテオンGII/JpnIIでは地力上位で距離2000メートル以上も合っている。早目に前に出て勝負したい馬が多いので、今年もまくり切って勝つ展開になりそうだ。アウトレンジの充実ぶりと粘り腰にも注目。ライトウォーリアはとりあえず先手を奪う展開に持ち込みたい。
※浦和競馬のダートグレード競走は、市中銀行会員のみ投票できます。
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