重賞レース直前情報
■2024年11月17日
第51回南部駒賞(水沢)

11月17日(日)に水沢競馬場にて、第51回南部駒賞(2歳・1600メートル・18時15分発走予定)が行われます。今年は出走9頭のうち6頭が北海道からの遠征馬。地元岩手勢は少数派となってしまいましたが、地の利をいかして対抗したいところでしょう。ただ、その岩手所属馬も3頭のうち2頭が北海道デビュー。小回りの水沢コースが合いそうなタイプを選んで予想を組み立てたい一戦といえます。

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   過去の傾向
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過去5年の結果をみていく(すべて盛岡ダート1600メートル)。1番人気は1勝、3着1回といまひとつ。3着内馬15頭のうち10頭が北海道所属。北海道→船橋→佐賀の順だった22年を含め、他地区からの遠征馬が3着以内に2から3頭入っている。連対馬はすべて、前走時の馬体重が460キロ以上。門別の重賞で6から8着があった馬が連対しているデータもある。

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   出走馬短評
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マツリダマスラオ メンバーで唯一の岩手デビュー馬。水沢のビギナーズカップは大幅体重増が響いた印象で、重賞を制した前走の実績を含めて注目できる。

バリウィール 北海道からの遠征馬。2走前にJRA認定戦を圧勝し、続くオープンも制した実績は上位。小回りコースでも先行粘り込みが狙えそうだ。

スティールブライト 北海道からの遠征馬。2戦目にJRA認定戦を勝ったが、門別の重賞では4回とも大敗。前走は盛岡の牝馬重賞で2着でも、牡馬相手では厳しそうだ。

ステラビアンカ 北海道からの遠征馬。8月末のJRA認定新馬戦を勝ち、3戦目のオープンを勝利。今回は試金石でも、差し脚が届く可能性は十分だ。

ナンパセン JRA認定新馬戦を圧勝し、3戦目と5戦目にオープンを勝利。成績にムラがある点は気になるが、好位付けのかたちが取れれば善戦以上が考えられる。

ラヴェイ 門別のJRA認定新馬戦を制した後は苦戦が続いて、3走前から岩手所属。水沢で2着に入った先行策を再現できれば、善戦の可能性が考えられる。

カセノタイガー 北海道からの遠征馬。デビュー2戦目から6戦連続連対で、前走のJBC2歳優駿JpnIIIは見せ場十分の4着。今回も差し脚発揮に要警戒だ。

ミラクルヴォイス 北海道からの遠征馬。JRA認定新馬戦を快勝し、2走前にオープン、前走でネクストスター門別を勝利。距離延長でも侮れない存在といえる。

クインタ 4月下旬に門別のJRA認定新馬戦を勝ったが、その後は4戦とも大敗。岩手初戦の前走は粘れなかったが、コース替わりでの前進には要警戒だ。

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 レースの狙い
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カセノタイガーはJBC2歳優駿JpnIIIで後方から猛然と追い込む惜しい内容。中1週と小回りコースは気になるが、早めに動けるようなら首位争いが可能だろう。ミラクルヴォイスは距離延長でも好位からの差し脚発揮が狙えそう。先行力があるバリウィールも首位争いが可能だろう。ステラビアンカも立ち回り次第で上位争いに加わりそう。マツリダマスラオは今回も好位付けのかたちが取れれば善戦以上も。


南部駒賞(M1)(アルクトス賞)2歳 の出走表はこちら

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