重賞レース直前情報
■2024年12月12日
第20回笠松グランプリ(笠松)

12月12日(木)に笠松競馬場にて、第20回笠松グランプリ(3歳以上・1400メートル・15時55分発走予定)が行われます。川崎所属でこのレースを連覇したルーチェドーロが、今年は名古屋所属として出走。そのほかにも北海道と高知から各2頭、浦和から1頭、重賞実績が豊富にある馬が遠征してきました。かなりレベルが高いといえる今年の顔ぶれは、激しく見応えがある戦いになることが間違いないでしょう。

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   過去の傾向
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過去5年の結果をみていく。単勝1番人気は1勝、2着2回、3着1回。3着内馬15頭のうち13頭は5番人気以内で、残る2頭は8番人気となっている(19年の3着馬、20年の2着馬)。最近4年の3着内馬はすべて東海地区以外からの遠征馬。南関東所属馬が1から2頭連対している。3から4走前に重賞を勝った馬が1頭だけ連対しているのが面白いデータ。通算5から6勝の馬が1頭だけ連対している点も興味深い。

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   出走馬短評
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ルーチェドーロ JRA時に3歳オープンを勝ち、南関東で重賞を勝利して、笠松グランプリを連覇。前走から名古屋所属となったが、今回は7カ月半ぶりという点が課題となる。

ティーズダンク 浦和からの遠征馬。全日本2歳優駿JpnIで3着に入り、南関東の重賞を4勝した実績は上位。今年は苦戦続きでも、休み明け2戦目の一変には警戒が必要だ。

クーファアチャラ 北海道からの遠征馬。JRAのダート中距離で2勝して、北海道の重賞を1勝、金沢の重賞を2勝。23年は逃げ粘れず10着だったが、今年も先手を取りたいところだ。

イモータルスモーク 高知からの遠征馬。JRAのダートで4勝を挙げた実績は上位で、今年は園田の重賞で3回とも連対。好位差しの脚質も有利な材料といえるだろう。

ヘルシャフト 高知からの遠征馬。JRAで3歳春までに3勝して長期休養に入り、高知移籍後は好走続き。今年のオグリキャップ記念で2着の実績を含めて、注目できる存在だ。

セイルオンセイラー JRAのダートで3勝を挙げたが、その後は低迷して名古屋移籍後も苦戦。しかし笠松遠征では8戦7連対で重賞3勝と好成績を挙げている。

インペリシャブル 南関東の重賞を2勝して、姫路と名古屋でも重賞を勝利。今春の名古屋移籍後も善戦続きで、今回も差し脚がいきる流れになれば上位食い込みが見えてきそうだ。

ストリーム 北海道からの遠征馬。2歳時に3連勝で栄冠賞を勝ち、今年はネクストスター北日本を勝ち、古馬相手の重賞も2勝。その実績なら、再度の遠征でもチャンスがある。

そのほか、ドンアルゴス、スペシャルトーク、スマートウィザードが出走する。

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 レースの狙い
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スタート後の流れが速くなりそうなメンバー構成なら、好位差しが狙えるヘルシャフトが優位。ストリームも前走の楠賞で見せた差し脚を再現できれば勝機がある。インペリシャブルも展開ひとつで上位食い込みの可能性がありそう。ルーチェドーロは長期休養明けでどうかだが、実績的に無視できない存在といえる。3連勝式の押さえとして、休み明け2戦目のティーズダンク、善戦傾向があるイモータルスモークを挙げておく。


笠松グランプリ(SP1)3歳以上・オープン の出走表はこちら

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