重賞レース直前情報
■2024年12月01日
第3回フォーマルハウト賞(佐賀)

12月1日(日)に佐賀競馬場にて、第3回フォーマルハウト賞(2歳牝馬・1400メートル・18時05分発走予定)が行われます。今年は大井、名古屋、高知から各1頭が参戦。対する地元馬は、ネクストスター佐賀の3着馬と4着馬はいますが、全体的にひと押し不足の感があるメンバー構成となっています。となると、軸を決めるのが難しそう。どこまで手を広げていくかという点が、予想の上での大きな要素かもしれません。

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   過去の傾向
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過去2回の結果を振り返る。昨年は大井→佐賀→高知の順で、2→1→3番人気(馬連複330円、3連単5770円)。22年は兵庫→兵庫→佐賀で、2→4→3番人気(馬連複940円、3連単7530円)だった。過去2年とも、3着内馬はすべて前走がJRA認定戦(重賞を含む)。前走が4から5着だった馬が1頭だけ連対している。遠征馬で3着以内に入った4頭は、すべて所属する競馬場の騎手とのコンビで臨んでいた。

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   出走馬短評
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ノヴェルウェイ 8月中旬に北海道の認定新馬戦を7馬身差で快勝したが、その後は重賞で2戦とも大敗。佐賀初戦の前走は3着だったが、2戦目での粘り強化には警戒が必要だ。

キューティバゴ 大井からの遠征馬。通算7戦目で初勝利を挙げたが、人気薄で時計的にも恵まれた感。今回の組み合わせは有利でも、過大評価には気をつけたいタイプだ。

ハクアイアシスト 7月中旬の新馬戦を圧勝し、4戦目の前走でアタマ差ながらも2勝目をマーク。今回の距離でも相手なりに動ける可能性が十分だ。

サガノオジョウサン デビュー5戦目の前走が初勝利だったが、九州ジュニアチャンピオンで3着に入るなど実績は十分。今回も好位からの粘り込みが期待できそうだ。

ポリスヴィークル 7月末の新馬戦はクビ差での勝利だったが、その後は特別戦とカペラ賞を勝利。前走のネクストスター佐賀は失速したが、牝馬限定戦の組み合わせなら見直せる。

ライフフルスマイル 名古屋からの遠征馬。6月末の新馬戦を勝ったが、その後は6戦連続で勝ち馬から1秒差以上で苦戦続き。その近況では、今回も強調しにくい感がある。

ダイメイヒロイン 6月の新馬戦を勝ち、3戦目の特別戦を制したが、重賞では3回とも4着。それでも今回の組み合わせなら、逃げ粘りが考えられそうだ。

アオイノユメ 九州ジュニアチャンピオンは大敗したが、続くカペラ賞では9番人気で2着。ネクストスター佐賀でも3着と実績上位で、連戦続きでも善戦以上が期待できる。

テクノエンジェル 北海道でデビュー4戦目の一般戦を大差で勝ち、佐賀では移籍初戦が1着で、続く前走が2着。今回も展開次第だが、主導権を取れるようなら粘り込みが可能だろう。

トサノマイヒメ 高知からの遠征馬。新馬戦は4着だったが、その後は4戦して3勝、3着1回と好成績。遠征競馬でも、好位差しのかたちが取れる点は有利といえる。

ビービーシャルム 北海道では4戦とも大敗したが、佐賀では3戦2勝、2着1回と好成績。今回は一気に相手が上がるが、前崩れの流れになれば食い込む余地が出てくるだろう。

そのほか、シスアールが出走する。

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 レースの狙い
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かなりの混戦。それなら2走前に好位差しで勝利している高知のトサノマイヒメを中心に抜擢。ノヴェルウェイは移籍2戦目の上積みが大きそうで、相手筆頭に指名する。アオイノユメは差し脚を長く使えるタイプで、上位食い込みに要警戒。ポリスヴィークルは前走が大敗でも、実績は上位で巻き返す可能性が十分。ビービーシャルムは差し脚が堅実で、展開に恵まれる可能性がありそう。先行力があるダイメイヒロインの粘り込みにも警戒したい。


フォーマルハウト賞2歳牝馬オープン の出走表はこちら

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