重賞レース直前情報
■2024年12月19日
第47回名古屋大賞典 JpnIII(名古屋)

12月19日(木)に名古屋競馬場で、第47回名古屋大賞典JpnIII(3歳以上・2000メートル・18時10分発走予定)が行われます。JRAからはアウトレンジ、ヤマニンウルス、ミッキーファイト、ノットゥルノ、サンマルパトロールが出走。地方他地区からはシンメデージー(高知)ら3頭が遠征。地元名古屋勢はラジカルバローズら4頭が迎え撃ちます。12頭の熱き戦いにご期待ください。

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過去の傾向
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ダート競走の体系整備に伴い、従来の名古屋グランプリJpnIIと入れ替わる形となり、2024年の本競走は施行時期が3月から12月、出走資格が4歳以上から3歳以上、負担重量が別定からハンデキャップにそれぞれ変更となる。よって過去のデータはあまり参考にならないが、一応名古屋グランプリJpnIIを元にレースの傾向を予測してみることにする。基本的にはJRA馬による戦いで、ほぼ人気サイドの決着になりやすそう。地方のダートグレードは、斤量差が影響するケースは少ないので、実績重視で中心馬を考えていきたい。好ステップは浦和記念JpnIIとなりそう。同レースとの間隔がちょうど1カ月と、ローテーションとしても申し分ない。浦和記念JpnIIで5着以内に入っていれば有力だ。近走安定した成績を残している4歳馬か、古馬との戦いにメドが立ち、これからさらに力を伸ばして活躍できそうな3歳馬がいれば真っ先に注目したい。

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JRA所属馬短評
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アウトレンジは前走浦和記念JpnIIを6馬身差で圧勝し、ダートグレード初制覇。初の地方・左回りコースも難なく対応し、充実していることをうかがわせる。

ヤマニンウルスはデビューから無傷の5戦5勝。前走プロキオンステークスGIIIは重賞初挑戦で、展開的にも忙しくなりそうなので、その対応に注目が集まったが、力でねじ伏せた。チャンピオンズカップGIは無念の除外となったので、早目にもっと賞金を加算したい。

ミッキーファイトは3歳トップクラスの地力を持つ馬。前走ジャパンダートクラシックJpnIはフォーエバーヤングの2着と好走。3着サンライズジパングは次走みやこステークスGIIIを勝利しており、本馬も古馬混合のJpnIIIであればいきなり勝ち負けが期待できる。

ノットゥルノは期待されたJBCクラシックJpnI(佐賀)は3番人気で5着と敗退。相変わらずいつ走るかわからない難しいタイプだ。実力的には当然通用するが、今回は斤量60キロとかなり厳しい条件を課せられた。

サンマルパトロールは前走白山大賞典JpnIIIで3着と好走。昇級&重賞初挑戦ながら良く頑張ったと言える。年齢的にもまだまだ上積みが見込めそうだ。

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地方所属馬短評
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シンメデージー(高知)は今年の東京ダービーJpnIでラムジェットの4着、ジャパンダートクラシックJpnIでフォーエバーヤングの5着と善戦。ともに地方馬のなかでは最先着を果たしており、存在をアピールした。いずれダートグレードを勝つチャンスも訪れそうだ。

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予想のポイント
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JBC好走馬やチャンピオンズカップGI組は不在だが、とても興味深い好メンバーが揃った。なかでも注目は3歳馬ミッキーファイト。前走ジャパンダートクラシックJpnIは4コーナーを外から回って直線で脚を伸ばし、フォーエバーヤングと1馬身1/4差の2着で入線したことを高く評価。デビュー2戦目(中山ダート1800メートル)を見る限り、小回りコースの適性も高いとみる。ヤマニンウルスは前走より相手は強くなるが、勝ちっぷりにはまだ余裕があった。浦和記念JpnII圧勝のアウトレンジも引き続き有力。


名古屋大賞典(Jpn3)(指定交流)オープンの出走表はこちら

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