重賞レース直前情報
■2024年12月01日
第49回ばんえいオークス(帯広)

12月1日(日)にばんえい帯広競馬場にて、第49回ばんえいオークス(3歳牝馬・19時25分発走予定)が行われます。世代チャンピオン決定戦の第1弾は3歳牝馬たちの争いです。黒ユリ賞を制した2歳シーズンの女王スマイルカナは牝馬として唯一、ここまでの3歳二冠とも参戦し、ばんえい菊花賞を勝利と断然。すでに今回の重量も克服しており人気が予想されます。対する9頭はB3またはB4級で近走での対戦もあり比較はしやすそう。ただ、軸は堅そうなだけに、重量が一気に増えての定量670キロに対応できそうな馬を相手に据えることが馬券的中の近道です。

------------------------------
   過去の傾向
------------------------------
過去6年では、単勝1番人気は3勝、2、3着各1回。毎年ばんえい菊花賞を使われた馬が馬券絡みしているが、今年の対象馬はスマイルカナのみ。ここでは今年と同様、ばんえい菊花賞に出走していた牝馬が1頭だけだった18、19、20年から傾向を見ていく。ばんえい菊花賞出走馬は1、1、3着。18年ミスタカシマはばんえい菊花賞、ばんえいオークスと連勝した。ばんえい菊花賞不出走で3着以内に入った6頭中5頭は近2走続けて5着以内で、格付を問わず近走安定している馬が狙い。

------------------------------
   出走馬短評
------------------------------
カツエアリー 3月の牝馬限定・福寿草特別は6着で、今季はすべて普通競走を走って5勝。前走のB3級-1組では630キロで障害ひと腰から4着なら、670キロもこなせそうだ。

ホクショウレディー 夏場に4連勝したが、10月以降が10、2、10着と安定感を欠く成績。一瞬の切れが武器だけに馬場の助けが欲しい。

ヨシノヒメ C1級を3連勝、B4級で2勝しての同世代オープン初挑戦。前走のB3級-1組では障害は良かったが、もっと前で運べないと善戦以上は望めない。

オオネガイキンヒメ 牝馬限定戦では黒ユリ賞が上位2頭から離されたが3着、一線級不在とはいえ福寿草特別1着。今季は6月が初戦で、夏以降は掲示板確保もままならないが、牝馬同士なら福寿草特別で見せたような末脚に警戒が必要だ。

ヤマノヒメ 黒ユリ賞では障害で苦戦したが、立て直された福寿草特別は2着。前走のB3級-1組は見せ場がなかったが、押さえには必要だろう。

スマイルカナ 黒ユリ賞馬で、牡馬相手のばんえい菊花賞も制した実績は断然。重賞3勝目が濃厚だ。

カフカ 黒ユリ賞5着、福寿草特別3着と牝馬限定戦で善戦歴があり、今季は15戦して5勝も、馬券圏外は4着2回のみと好調維持。前走B3級-1組でメンバー最先着の2着というのも魅力だ。

ジェイミユウ 黒ユリ賞4着、福寿草特別5着を含め、行き脚のつかないレースが多数。前走B3級-1組など2走続けて障害で苦戦しているのも心配だ。

そのほか、シンエイファイト、イワキエンジェルが出走する。

------------------------------
 レースの狙い
------------------------------
スマイルカナは初のA2級だった前走も見せ場はあり、格下ばかりの同世代の牝馬相手なら確勝級。相手は7戦連続3着以内と充実のカフカと、黒ユリ賞の3着馬オオネガイキンヒメ。障害が安定しているカツエアリーと、立て直せればヤマノヒメも上位争いが可能。軽めの馬場ならホクショウレディーにも警戒が必要だ。


ばんえいオークス(BG1)3歳牝馬オープン定量 の出走表はこちら

赤見千尋の予想にのる

齊藤修の予想にのる
 
 初心者にオススメ!AI予想
[9]ページ先頭へ
※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。