重賞レース直前情報
■2024年12月31日
第53回東海ゴールドカップ(笠松)

12月31日(火)に笠松競馬場にて、第53回東海ゴールドカップ(3歳以上・2500メートル・15時20分発走予定)が行われます。2500メートルで実施されていた春のオグリキャップ記念が1400メートルに変更され、このレースが23年までの1900メートルから2500メートルに変更。東海地区で唯一となったコーナー8回の長距離戦には12頭が出走します。そのなかには距離延長を歓迎材料にできる陣営も多そう。距離適性はもちろん、道中の立ち回りが重要になる一戦です。

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   過去の傾向
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過去5年の結果をみていく(すべて1900メートル)。単勝1番人気は1勝、2着2回、3着1回。5番人気以下が3着以内に1から2頭入り、最近4年は5から6番人気が1頭だけ連対している。2走前までに1600メートル以上で2着以内に入っていた馬が1頭以上連対。過去5年の優勝馬はすべてゼッケン7から12番で、1から5番の連対はなしとなっている。

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   出走馬短評
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ナリタブレード JRAで3勝して、23年12月から笠松に移って東海ゴールドカップで2着。今年は10戦して4着7回、6着3回といまひとつだが、距離延長は悪くなさそうだ

ブリーザフレスカ JRA未勝利から名古屋に移って15戦連続で3着以内に入り、重賞を3勝したが、今年は未勝利で最近は苦戦ぎみ。ただ、2度目の笠松で前進する可能性はある。

ストームドッグ 23年は6番人気で勝利を挙げたが、今年は苦戦多数の成績で前走のA2クラスが久しぶりの勝利。この時期が合うタイプかもしれないが、今年の相手では少々厳しい。

サヴァ JRAで5勝を挙げ、3歳重賞で2着に入った実績は上位で、前走の笠松初戦も余裕ある勝利。今回は距離延長が課題になるが、地力で押し切る可能性は十分にある。

フークピグマリオン 東海三冠を勝ち、ネクストスター中日本なども制して、前走のウインター争覇で古馬も撃破。今回の組み合わせでも首位争いが狙えそうだ。

イイネイイネイイネ 3歳時は東海三冠で2、2、3着とすべて馬券に絡み、4歳時のJRA所属を経て笠松に戻り、現在は10戦連続3着以内と復調。その状況なら今回も善戦以上が可能だろう。

ラジカルバローズ デビューから大崩れが少ない成績が続いて、2走前に東海菊花賞を制覇。名古屋大賞典JpnIIIは8着でも着差はわずかで、改めて首位争いが期待できる。

アンタンスルフレ 今年は苦戦が続いたが、2走前の北國王冠で久しぶりの勝利。続く東海菊花賞は9着だったが、長距離が舞台なら実績的に侮れない。

アルバーシャ JRAの芝中長距離で2勝を挙げ、昨夏から名古屋に移って好走続き。23年の3着馬で、今回は休み明け3戦目で前進が見込める点がプラスになる。

キャッシュブリッツ JRAのダート1800メートルで1勝し、笠松移籍後は好走続き。最近2戦はオータムカップが1着でウインター争覇が2着と、古馬相手に好走している。

そのほか、タイセイドリーマー、メイショウムートが出走する。

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 レースの狙い
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フークピグマリオンは前走のウインター争覇を完勝した実績が魅力で、ここでも首位争いに期待。移籍初戦の前走を楽勝したサヴァが強敵だ。上昇の勢いがあるラジカルバローズも通用しそうで、この三つ巴が本線だ。割って入る候補として、詰めひと息でも相手なりに動けるイイネイイネイイネを筆頭に。先行してしぶといキャッシュブリッツ、実績があるアンタンスルフレを3連勝式の候補として挙げておく。


東海ゴールドカップ(SP1)3歳以上・オープン の出走表はこちら

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