重賞レース直前情報
■2025年01月03日
第18回天馬賞(帯広)

1月3日(金)にばんえい帯広競馬場にて、第18回天馬賞(5歳・18時20分発走予定)が行われます。ばんえい十勝の新春重賞第2弾は4歳シーズン(明け5歳)三冠の最終戦で定量760キロでの争い。2歳から続いてきた世代重賞のラストを飾る一戦ともなります。この世代最初の重賞・ナナカマド賞を制したのがタカラキングダムで最後の重賞も勝つことができれば、6頭目の4歳三冠を達成することとなります。なおここまでの二冠とも2着はクリスタルゴースト。最後に逆転なるでしょうか。

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   過去の傾向
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過去5回の結果から見ていく。単勝1番人気は20年が2着でその後は4連勝。2、3番人気の最低どちらかが3着以内に入っている。メンバー中で通算の勝ち星が最多か2番目に多い馬が3着以内に1頭以上入っているのも共通点だ。3年連続で連対馬が、近3走で未勝利か2勝以上していた馬の組み合わせとなっているのは面白い。なおマルミゴウカイが三冠を達成した18年(17年度)は、それまでの二冠とも2着だったホクショウディープは天馬賞でも2着だった。

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   出走馬短評
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マルホンリョウユウ ばんえい大賞典、ばんえい菊花賞の3歳二冠を制したが、その後の重賞では3着2回まで。ただオープン一線級に揉まれてきたキャリアは侮れない。

ホクセイタイヨウ 通算46戦で掲示板を外したのは7回だけ、3歳三冠ですべて2着という安定感が魅力。ただ今季は順調に使われておらず評価落ちは否めない。

クリスタルゴースト 4歳になって力をつけ、重賞初挑戦だった柏林賞で2着に入ると、銀河賞でも2着。どちらも勝ち馬とは接戦だったが、定量戦は不利だ。

ジェイライフ はまなす賞3着など夏までは活躍したが、障害で転倒した銀河賞以降が未勝利。とはいえ長く使える末脚があり大崩れの懸念は少ないタイプといえる。

ジェイホース 近8走が【5-2-1-0】と急上昇。ばんえい大賞典5着以来となる重賞出走だが、定量戦だけに大きくは狙えない。

タカラキングダム 3歳シーズンは前半こそ苦戦が続いたが、精神的に成長。同世代相手の重賞では、ばんえいダービー、柏林賞、銀河賞と3連勝中と実績上位の存在だ。

ジェイヒーロー ばんえい大賞典とばんえい菊花賞で3着があるが、4歳シーズンの二冠ではともに7着。得意なはずの障害にムラが出ている近況は気になる。

その他、アシュラダイマオー、サクラヤマト、キタノミネが出走する。

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 レースの狙い
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タカラキングダムは銀河賞が辛勝とはいえトップハンデで、2着馬との重量差を考えれば評価できる。三冠達成に期待。マルホンリョウユウはひと息の近況だが、トップハンデで柏林賞3着があり定量戦なら反撃必至。3歳の活躍馬ホクセイタイヨウは状態さえ戻っていれば差はない。二冠とも2着クリスタルゴーストは競走中止明けと定量戦のため押さえまで。はまなす賞3着ジェイライフは前走で軽量戦を使われたことでスイッチが入れば一発も。


天馬賞(BG1)5歳オープン定量 の出走表はこちら

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