1月16日(木)に名古屋競馬場にて、第27回新春ペガサスカップ(3歳・1700メートル・20時15分発走予定)が行われます。24年のネクストスター名古屋の上位3頭が不在で、注目を集めるのは前走で重賞を制した2頭になりそう。しかし例年よりはメンバー的に混戦模様と考えていいでしょう。気温が低いナイター開催で、乾いた砂が舞台になりそうな点も注意しておきたいところといえます。
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過去の傾向
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過去5年の結果をみていく(22年までは旧・名古屋の1600メートル)。単勝1番人気は3勝、2着2回。連対馬はすべて単勝3番人気以内だが、3着には20、21、23年に6から9番人気が入った。連対馬はすべて前走が2着以内で、3着馬はすべて前走が3着以内。前年のゴールドウィング賞で2から4着だった馬が1頭だけ連対しているのが面白い。また、連対馬はすべて通算3勝以上を挙げていた。
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出走馬短評
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ノリノリブリランテ 北海道でデビュー戦を勝ち、1700メートルのオープンで勝利。名古屋ではゴールドウィング賞で7着だったが、それ以外の2戦は3着以内と上々の結果を残している。
エバーシンス 9戦目に初勝利を挙げ、中7日で臨んだラブミーチャン記念を差し切り勝ち。その後は重賞で8着と5着に敗れているが、今回も仕掛け次第で一発が狙える。
フークタオユエン 北海道でJRA認定戦を勝ったが、その後は大敗続き。名古屋では5戦2勝でも6着以下が3回と、楽に先行できないと厳しいという感がある。
ショウリュウマサル 北海道で7戦して2着1回のほかは大敗多数だったが、名古屋移籍後は3戦とも2着以内。今回も差し脚を生かしたいが、時計的に劣勢の感が否めない。
サンヨウテイオウ 北海道で3戦とも善戦し、昨夏の名古屋移籍後は特別戦で2勝、3着内率100%の成績。ただ、重賞とJRA認定戦では4回とも4着以下という点は気にかかる。
アキヨシパワー 北海道では6戦して3着以内に5回入り、名古屋移籍後は3着、2着と善戦。相手なりに動けるタイプとみてよさそうだが、今回は相手が一気に強くなる。
カワテンマックス 新馬戦と2戦目を圧勝し、3戦目のゴールドウィング賞は好位差しで快勝。半姉に関東オークスJpnIIを制したハービンマオがいる点も魅力的だ。
ページェント 北海道で3戦とも3着以内に入り、名古屋初戦のJRA認定戦で初勝利。その後の重賞は善戦までだったが、ライデンリーダー記念で差し切った脚の再現には警戒が必要だ。
アップショウグン ここまで6戦して、不良馬場のネクストスター名古屋で5着だったのを除くとすべて連対。長く使える差し脚が最大の武器で、ここでも首位争いが期待できる。
そのほか、テレヴァカ、カムイノウタゲ、バウアピアーズが出走する。
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レースの狙い
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カワテンマックスは3戦3勝の勢いが魅力で、時計的にも優位で引き続き注目。差し脚を長く使えるアップショウグンが強敵だ。ノリノリブリランテはゴールドウィング賞で大敗したが、差し脚を発揮できれば上位が視野に。メンバー的に単騎逃げが見込めるフークタオユエンも押さえておきたい。ページェントも前走のまくり脚を再現できれば勝機あり。
新春ペガサスカップ(SP1)3歳オープン の出走表はこちら
赤見千尋の予想にのる
齊藤修の予想にのる