重賞レース直前情報
■2025年01月04日
第28回名古屋記念(名古屋)

1月4日(土)に名古屋競馬場にて、第28回名古屋記念(4歳以上・1500メートル・18時00分発走予定)が行われます。数年前までの正月開催は重賞が連続していましたが、今年は元日から3日連続で準重賞が実施されて、重賞は1つだけ。上位拮抗の感がある混戦模様の顔ぶれとなりました。今開催は晴天続きで湿度が低く、差し馬の台頭が多数。出走馬のなかに逃げ先行タイプが少ない点に、注意する必要があるかもしれません。

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   過去の傾向
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過去5年の結果をみていく(20から22年は旧・名古屋の1400メートル)。単勝1番人気は2勝、2着1回。24年は3→1→2番人気の順だったが、それ以前は5から7番人気が3着以内に1頭だけ入っていた。3走前までに東海地区の重賞に出走していた馬が1から2頭連対。2走前までに東海地区の重賞以外で2着以内があった馬が1から2頭連対している。3着内馬15頭のうち13頭が牡馬で、牝馬は2頭とも2着。塚田隆男厩舎の管理馬が23年を除き、2着または3着に入っている。

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   出走馬短評
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プリメイラ JRAでは2戦とも大敗したが、名古屋移籍後は6連勝。その勢いは魅力だが、今回は一気の相手強化。時計面でも少々厳しいかもしれない。

メルト 23年の勝ち馬で、24年は3着だったが、2月に梅見月杯を勝利と冬の重賞で好走。今年も相手なりに動ける可能性は十分にある。

インペリシャブル 川崎所属時の22年に東海桜花賞を勝ち、昨春の名古屋移籍後は8戦3勝、2着2回と上々の成績。2走前のゴールド争覇で2着に入った実績を含めて侮れない。

ハクサンスプリング JRA未勝利から、兵庫、金沢、船橋を経て23年の1月から名古屋所属。A級で勝利を挙げているが、初めての重賞挑戦では少々厳しい感がある。

セイルオンセイラー JRAで3勝し、名古屋移籍4戦目から9戦連続で笠松に遠征し、重賞での3勝、2着2回を含む7連対。久々の地元戦でも侮れない存在だ。

フレスコバルディ JRA未勝利から岩手に移り、4歳2月の名古屋移籍初戦で初勝利。名古屋ではすべて5着以内という成績だが、今回は一気に相手が強くなる。

ミトノウォリアー 2歳時に3勝を挙げ、3歳春に重賞を2勝し、準重賞を2勝と活躍。昨秋は苦戦が続いたが、12月は2戦2勝と調子を戻してきた感がある。

アイスマン JRAで2勝して、24年6月の名古屋移籍後は10戦2勝。折り合い次第の感はあるが、今回も差しに回っての一発に警戒する手は考えられる。

ハディア JRAのダート短距離で1勝し、障害で1勝。その後は高知で5勝して、名古屋に移って6勝したが、地方で挙げた11勝のうち9勝は1600メートル以上と
なっている。

フォルツァエフ JRA時は交流戦で2勝して、その後に1勝を追加。名古屋での重賞実績はいまひとつでも、16戦して3着以内が11回という安定感は評価できる。

そのほか、ロードランヴェルセ、エイシンビジョンが出走する。

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 レースの狙い
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混戦だが、最近2戦が1着と復調した感があるミトノウォリアーに期待。インペリシャブルは差し脚を長く使えるタイプで、展開的にも有利とみて対抗に推す。このレースで1着、3着と好相性のメルトにも要注意。セイルオンセイラーは地元コースでの実績がいまひとつでも、今の勢いなら無視しにくい存在といえる。善戦傾向があるフォルツァエフ、アイスマンが3連勝式の押さえ。


名古屋記念(SP1)オープン の出走表はこちら

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