重賞レース直前情報
■2025年01月16日
第5回コウノトリ賞(園田)

1月16日(木)に園田競馬場にて、第5回コウノトリ賞(4歳以上牝馬・1870メートル・15時50分発走予定)が行われます。この重賞は2008年から10年まで秋の3歳重賞として実施され、24年に牝馬限定戦として名称が復活。その舞台には12頭が出走してきました。そのなかで注目を集めそうなのが、北海道から移籍してきたサンオークレアと、24年の覇者であるスマイルミーシャ。予想はできるだけ絞るほうがいいという感がある一戦といえます。

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   過去の傾向
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24年のこのレースを振り返る。単勝1番人気のスマイルミーシャが道中3番手から2周目の向正面で仕掛けて先頭に立って押し切る余裕の勝利。単勝1.1倍の支持に応える形となった。2着には中団から徐々に差を詰めてきた2番人気のクリノメガミエース。ジャパンカップGIに挑戦した次のレースで実力を見せた。続く3着は前走がJRA交流戦で10着だったアイヤナ(8番人気)。B1クラスで好成績を挙げていたとはいえ、格下のブービー人気馬が食い込んだことで、馬単が2.0倍でも3連単は52.6倍となった。

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   出走馬短評
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ラヴィアン デビューが3歳5月で、2カ月以上の休養が3回あるが、ここまで13戦連続連対の成績は魅力。格上挑戦でも限定戦ならチャンスがありそうだ。

マルグリッド 3歳時に佐賀のル・プランタン賞を勝ち、重賞で2着3回。4歳時の24年は重賞でいまひとつだったが、連下の穴としてなら一考できる。

メロディメーカー 昨夏は差のある敗戦が続いたが、最近3戦はすべて連対と調子が戻った様子。しかし重賞では実績的に厳しい感が否めない。

エントラップメント JRAの新馬戦を勝ち、昨夏から兵庫所属で3勝を挙げたが、重賞では2回とも大敗。ただ、メンバー的に逃げ粘る可能性は考えられる。

クリノメガミエース 24年の2着馬だが、休養から復帰後の2戦が条件クラスでもいまひとつの結果。その状況では少々厳しいかもしれない。

アキュートガール JRAの新馬戦を勝ち、兵庫初戦から5連勝で新春賞を勝ったが、その後は苦戦。前走で約1年8カ月ぶりに勝ったが、今回は4カ月ぶりが課題となる。

アイヤナ 24年は9頭立ての8番人気だったが3着と善戦。格付け的には劣勢だが、佐賀ヴィーナスカップでも3着に入った実績は不気味に映る。

スマイルミーシャ 24年の優勝馬で、重賞を6勝している実績は上位。前走の園田金盃は大敗したが、立て直しての限定戦なら巻き返しが可能だ。

サンオークレア JRAでは苦戦したが、北海道に移った3歳5月から素質が開花。川崎でも7勝し、24年には門別の重賞を2勝した実績なら、移籍初戦から注目できる。

そのほか、ララランド、ブルレスカ、オズモポリタンが出走する。

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 レースの狙い
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サンオークレアは折り合いに課題が残るが、実績は上位で石川倭騎手の継続騎乗もプラスに出そう。24年の優勝馬であるスマイルミーシャが強敵だ。ラヴィアンは相手が上がるが、ここまで連対率100%の実績は魅力で上位食い込みに期待。最近3戦でまくり脚を見せているメロディメーカーも押さえたい。単騎逃げが見込めるエントラップメントが連下の穴。アキュートガールは休み明けでも地力を発揮できれば善戦も。


コウノトリ賞重賞14歳以上牝馬登録馬 の出走表はこちら

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