重賞レース直前情報
■2025年01月03日
第67回新春賞(園田)

1月3日(金)に園田競馬場にて、第67回新春賞(4歳以上・1870メートル・15時50分発走予定)が行われます。今年は格上挑戦で51キロの1頭を除くと、ハンデは55から57キロの範囲。活躍例が多い『○.5キロ』が3頭いる点にも注目です。そのうちの1頭がマルカイグアス。主戦を務める鴨宮祥行騎手はオーストラリアにいるため、今回は小牧太騎手との初コンビ。メンバー的にも混戦模様と考えていいかもしれません。なおキングレジェンドは、吉村智洋騎手が負傷したため杉浦健太騎手に変更されています。

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   過去の傾向
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過去5年の結果をみていく。1番人気は4勝しているが、そのうち3勝がエイシンニシパによるもの。2番人気は3着が2回と不振で、3から5番人気のうち1から2頭が連対している。勝ち馬はトップハンデまたは最軽量という点が特徴的。2走前までに重賞で2から3着があった馬が1頭だけ馬券絡み。3着内馬は、ゼッケン1から3番、4から8番、9から12番から各1頭という組み合わせになっている(5番と10番は3着以内なし)。

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   出走馬短評
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テーオーターナー JRAでは未勝利だったが、兵庫所属時は6着だった兵庫大賞典以外はすべて5着以内。ここでも相手なりに差を詰めてくる可能性は十分だ。

ツムタイザン 休み明けの前走は逃げて早々に失速したが、園田と笠松の重賞を4勝した実績を含めて巻き返しには注意。今回は笹田知宏騎手との初コンビになる点も不気味だ。

フラフ JRAでは3戦とも大敗したが、兵庫移籍後は12戦11勝、2着1回と好成績。今回は初めての重賞挑戦となるが、通用する可能性はある。

マルカイグアス ここまで10戦して3着以内が9回で、兵庫優駿を勝ち、古馬相手の前走園田金盃も勝利した勢い十分。今回の負担重量も相対的に見ると有利と考えていいだろう。

ウインディーパレス 昨年1月のデビューから6連勝を飾り、その後は善戦止まりでも相手なりに動いている点は評価が必要。最軽量ハンデを味方にできればチャンスがある。

インベルシオン JRAのダート1800メートルで3勝し、兵庫移籍後は4戦とも3着以内と堅実。前走の園田金盃は早め先頭から2着と惜しい内容で、改めて善戦以上が期待できる。

メイショウハクサン JRAのダート中距離で3勝し、兵庫移籍後は2勝を挙げたが、重賞では3回とも6着以下。それでも差し脚は堅実で、仕掛けが決まれば上位が狙える。

ベストオブラック JRA未勝利から兵庫に移って以降は、26戦して5着以内が25回と好走続き。重賞では4回とも4着または5着だが、立ち回りひとつで善戦以上が可能だろう。

キングレジェンド 3歳春に兵庫で2勝して、その後は北海道(再転入)と南関東を経て23年秋に兵庫に戻ると、それ以降が13戦して11連対と好調。今回の相手でも通用する余地がありそうだ。

サンライズホープ JRAで重賞2勝を含む7勝を挙げ、23年は未勝利だったが、兵庫に移って以降は徐々に上昇。本来の実力が戻っていれば、ここでも首位争いが期待できる。

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 レースの狙い
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上位拮抗でかなりの混戦だが、重賞3連勝の近況が魅力のマルカイグアスに期待。移籍後の成績が良好なインベルシオンを2番手に据える。フラフは時計的に微妙でも、12戦連続連対の勢いを買って3番手にマーク。サンライズホープは負担重量増がカギだが、本来の地力は上位で無視できない存在といえる。休み明け2戦目のツムタイザンにも少々注意。堅実に差を詰めてくるベストオブラックを3連勝式の押さえとして挙げておく。


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