重賞レース直前情報 |
2月20日(木)に姫路競馬場にて、第17回兵庫ユースカップ(3歳・1400メートル・16時15分発走予定)が行われます。昨年ワンツーを決めた高知から今年は4連勝中の重賞勝利馬が1頭参戦。その強敵を避けたということか、このレースでの史上最少となる6頭立てとなりました。そうなると予想する側としては、どれだけ買い目を絞れるかが大きな課題。ただ、その選択は少々難しい感があります。
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過去の傾向
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過去5年の結果をみていく(20年と22年は園田1400メートル)。単勝1番人気馬は3勝、2、3着各1回。連対馬10頭のうち8頭は3番人気以内。20年は8番人気、22年は7番人気が2着に入ったが、その2年は園田競馬場での実施だった。前走が重賞またはJRA条件交流戦で2着以内に入っていた馬が毎年1頭だけ連対。また、2走前までに1着があった馬も1頭だけ連対している。
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出走馬短評
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ジューンコメット 5月の初出走戦を勝ち、2走前に1700メートルでJRA認定戦を勝利。前走は先行策から失速したが、単騎逃げのかたちが取れれば残り目が狙える。
セッティングサン 12月の初出走戦を勝ち、続く園田ジュニアカップは最下位だったが、3戦目の前走は差し切り勝ち。今回の相手でも侮れない存在といえそうだ。
リケアマキアート 高知からの遠征馬。JRAでは2戦とも大敗したが、高知移籍後は4連勝と一変。赤岡修次騎手の継続騎乗も大きな援軍になるだろう。
ラピドフィオーレ 9月に兵庫ジュベナイルカップを勝ち、続くネクストスター園田で半馬身差2着に入ったが、その後の3戦は振るわず。ただ、距離短縮での巻き返しには要警戒だ。
ラズライトタッカー 11月の初出走戦を勝ち、その後は善戦止まりも、相手なりに動ける点には評価が必要。距離短縮は微妙でも、引き続き押さえる必要があるだろう。
エイシンハリアー 北海道のJRA認定新馬戦を勝ち、兵庫移籍後は3戦いずれも連対。ここまで8戦して3着以内が7回の安定感は魅力で、今回も立ち回りひとつで善戦以上が期待できる。
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レースの狙い
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リケアマキアートは4連勝中の勢いが魅力で、今回の相手関係なら地力での押し切りが狙えそう。相手筆頭には距離短縮でも相手なりに動けそうなラズライトタッカーを指名したい。エイシンハリアーは大崩れがない成績で、再度の善戦以上が期待できる。セッティングサンは前走の差し脚を再現できれば上位まで。ラピドフィオーレは近走ひと息でも、距離短縮で差しに回れば一変も。
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