重賞レース直前情報 |
3月6日(木)に笠松競馬場にて、第2回ジュニアグローリー(3歳・1400メートル・15時50分発走予定)が行われます。今年の出走11頭は前走で連対した馬がゼロで、さらに11頭のうち9頭が前走で勝ち馬から1秒以上の差。そして東海地区の重賞を制した馬が1頭だけというメンバー構成となりました。こうなると、軸を決めるのは難しそう。上位に入る可能性が高そうな馬をできるだけ絞る形にするほうがいいかもしれません。
------------------------------
過去の傾向
------------------------------
24年のこのレースと、22、23年に実施された準重賞の子葉賞(笠松所属馬限定戦・1400メートル)を対象に結果をみていく。単勝1番人気は24年が3着だったが、子葉賞では2回とも勝利。2番人気は過去3年とも連対している。連対馬はすべて、3走前までに勝利。このレースまでに11戦以上を経験していた馬が1頭だけ連対している。24年は名古屋→笠松→名古屋の順(名古屋の2頭はともに角田輝也厩舎)だった。
------------------------------
出走馬短評
------------------------------
プチプラージュ 北海道でJRA認定戦を勝ち、遠征した金沢シンデレラカップで1着、ラブミーチャン記念で2着。笠松移籍後は3戦とも善戦止まりだが、地力的に侮れない。
ノリノリブリランテ 北海道で新馬戦とオープン特別を勝ち、名古屋移籍後は5戦して2着1回、3着2回。今回は距離短縮が課題だが、差し脚には警戒する必要がある。
エバーシンス 通算9戦目で初勝利を挙げ、連闘で臨んだラブミーチャン記念を勝利。その後は善戦までという成績だが、今回も展開ひとつで上位争いに加われる。
ミランミラン 北海道でJRA認定戦を2勝して、鎌倉記念で大差ながらも2着を確保。前走は出遅れが響いて大敗したが、移籍初戦の準重賞を快勝した内容は見直せる。
モモジロー 初勝利まで10戦を要したが、その後は1組戦で2勝をマーク。前走は古馬混合戦で厳しかったが、この組み合わせなら差し脚が届く可能性がありそうだ。
アキヨシパワー 北海道では一般戦を勝利して、6戦のうち3着以内が5回と安定。名古屋移籍後は特別戦では3回とも好走したが、重賞では2回とも大敗という点は気にかかる。
スターサンドビーチ 北海道で2戦して、笠松では移籍初戦から3連勝したが、最近3戦は重賞で苦戦。今回もその点がどうかだが、間隔を取って立て直した効果には要警戒だ。
センゴクブショウ 新馬戦から6戦連続で3着以内に入り、ネクストスター笠松では2着に健闘。1600メートルでは2回とも大敗したが、3着内率100%の1400メートルなら注目できる。
ゴーゴーバースデイ 新馬戦から7戦連続3着以内で、ネクストスター笠松でも3着。しかしその後は苦戦続きで、2走前の笠松若駒賞は2着でも時計的に少々厳しそうだ。
そのほか、ダットデア、ライフフルスマイルが出走する。
------------------------------
レースの狙い
------------------------------
ミランミランは前走が差のある4着でも、笠松での3戦目なら距離短縮でもチャンスがあると判断。1400メートルで好成績を残しているセンゴクブショウが強敵だ。プチプラージュはひと押しに欠けるが相手なりに動けそうで3番手にマーク。休養で立て直したスターサンドビーチにも警戒しておく。差し脚があるモモジロー、距離短縮がプラスになるエバーシンスにも要注意。
■重賞レース直前情報一覧 |