重賞レース直前情報 |
3月23日(日)に佐賀競馬場にて、第2回ネクストスター西日本(3歳・1400メートル・18時05分発走予定)が行われます。近畿・四国・九州地区交流で、出走する10頭のうち3頭が兵庫で、1頭が高知。対する地元の佐賀所属馬は2歳秋のネクストスター佐賀を圧勝したミトノドリームが出走してきました。ただし今回は休み明け。それでも輸送がない点は大きなアドバンテージになるでしょう。
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過去の傾向
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園田1400メートルで実施された昨年を振り返る。10頭立てで、高知から5頭、佐賀から2頭が参戦。上位3頭は高知で、単勝1→2→3番人気の順だった。勝ったリケアサブルは、前走で姫路の兵庫ユースカップを勝利。高知でも重賞で2着2回があった。1、2着馬は地元の2歳ネクストスター競走にも出走(ネクストスター高知で2着と6着)。4着のクラウドノイズもネクストスター園田で3着に入っていた。
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出走馬短評
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エイシンサフラン 北海道でJRA認定新馬戦を圧勝後は大敗が続き、佐賀では5戦して2着と3着が各1回。前走の逃げを再現できても厳しそうだ。
ジュゲムーン 高知からの遠征馬。北海道でJRA認定戦を3勝し、全日本2歳優駿JpnIとブルーバードカップJpnIIIで5着。その実績なら首位争いが必至だ。
エイシンハリアー 兵庫からの遠征馬。北海道のJRA認定新馬戦を勝ち、兵庫では4戦して兵庫ユースカップを含む3勝をマーク。大崩れがない成績も魅力だ。
ビービーシャルム 北海道では4戦して未勝利だったが、佐賀移籍後は5戦3勝、2着2回と好成績。今回も展開次第で持ち味の差し脚が届く可能性がある。
ミトノドリーム 6月の新馬戦を圧勝し、九州ジュニアチャンピオン、ネクストスター佐賀も余裕十分の勝利。今回は休み明けでも注目できる存在だ。
シャナオウ 兵庫からの遠征馬。園田での4戦は善戦止まりだったが、姫路に替わって2勝、3着1回と一変。ここでも先行粘り込みを狙いたいところだ。
キングスピカ 兵庫からの遠征馬。前走は名古屋に遠征して大敗したが、それまではデビューから7戦連続3着以内。前走だけで見限れない感がある。
そのほか、ダイメイヒロイン、テイエムサガボーイ、メモリーメイラードが出走する。
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レースの狙い
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ジュゲムーンは実績が断然で、前走で古馬相手に勝利した勢いを含めて中心視。ミトノドリームは差し脚を長く使えるタイプで、休み明けでも期待できる。キングスピカは前走が大敗でも、再度の輸送をこなせばチャンスあり。ビービーシャルムは前崩れの展開になれば上位に食い込む余地が出てきそうだ。シャナオウは力量的に微妙でも、粘り込みに少々注意。
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