重賞レース直前情報
■2025年04月20日
第25回留守杯日高賞(水沢)

4月20日(日)に水沢競馬場にて、第25回留守杯日高賞(3歳牝馬・1600メートル・18時15分発走予定)が行われます。7年連続で他地区の馬が勝利を挙げている一戦で、今年は大井から2頭、川崎から1頭が参戦。ただ、今年の遠征馬は実績的に例年より多少の見劣りが否めない感があります。しかし岩手勢も最近の成績がいまひとつという馬が多数。高配当が出る可能性が高いと考える手があるかもしれません。

------------------------------
   過去の傾向
------------------------------
過去5年の結果をみていく。1番人気は4勝、3着1回。連対馬はすべて5番人気以内で、6番人気以下の好走例は20年の3着馬(6番人気)だけとなっている。岩手所属馬が3着以内に入ったのは、昨年の3着、22年の2着と3着だけ。前走が重賞で4着以内だった馬が3着以内に1から2頭入っている。また、連対馬はすべて前走が6着以内だった。なお、山本聡哉騎手が5年連続で3着以内に入っている。

------------------------------
   出走馬短評
------------------------------
スノーミックス 2歳時に3戦2勝、2着1回と好走し、今年初戦のスプリングカップは4着。前走のあやめ賞はハイペースの影響での大敗だっただけに、見限れない感がある。

ファーマビューティ 大井からの遠征馬。北海道の一般戦で2勝して、大井移籍後は6戦1勝。7回の馬券絡みはすべて1200メートル以下だが、ここなら地力的に侮れない。

フタイテンホイール 岩手デビューで8月に初勝利を挙げ、その後はJRAに移って芝で6戦するも掲示板内なし。岩手復帰後は2戦とも4着とひと押し不足の感が否めない。

タカマキフォー 6月末に2戦目で初勝利を挙げたが、重賞では苦戦。しかし前走のあやめ賞では11番人気ながら差して3着と、見せ場十分の内容だった。

ノヴェルウェイ 8月に北海道でJRA認定新馬戦を勝ち、その後は佐賀で3戦して3着1回。岩手初戦の前走は大敗で、現時点ではスタミナに課題があると言わざるを得ない。

コニパ 7月の盛岡で新馬戦を圧勝し、5戦目の水沢1600メートルで2勝目をマーク。好走と大敗の差が大きい点と小柄な馬体は気になるが、流れ込む可能性は秘めていそうだ。

フリーダム 大井からの遠征馬。7月の新馬戦を勝ち、その後は牝馬限定戦を2勝。前走の浦和・桜花賞は先行策が取れずに大敗したが、ここに入ればスピード的に上位だろう。

ビップジェシー JRAで8戦してダート1800メートルでの3着1回が最高で、苦戦多数。岩手移籍後は2戦とも連対したが、時計的には劣勢の感が否めない。

ピンクノバラ 10月に川崎で初勝利を挙げたが、その後は差のある敗戦続き。岩手では転入初戦と2戦目の水沢1400メートルを勝ったが、1600メートルの前走が大敗だった点が気にかかる。

ステイクラッシー 6月の新馬戦を勝ち、続く若鮎賞で3着に入り、3戦目でJRA認定戦を逃げ切り。その後は大敗が続いたが、前走のあやめ賞は差してアタマ差2着と一変した。

モンゲーキララ 川崎からの遠征馬。2歳秋までにJRA認定戦での2勝を含む3勝を挙げたが、その後の4戦は苦戦続き。馬体重の減少傾向も気になるが、力量的に無視しにくい。

------------------------------
 レースの狙い
------------------------------
フリーダムは前走の浦和・桜花賞が内容的に度外視可能で、今回の組み合わせなら距離延長でも差し脚が届きそう。再転入初戦のあやめ賞で僅差2着に入ったステイクラッシーを対抗に推す。スノーミックスは前走が大敗でも、好位で流れに乗れれば巻き返しがありそう。タカマキフォーは前走が人気薄での3着だったが、今回も混戦になれば上位食い込みが考えられる。ピンクノバラは前走が大敗でも、先行粘り込みに要警戒。善戦続くフタイテンホイールを3連勝式の候補として挙げておきたい。


留守杯日高賞(M1)(ダンシングプリンス3歳牝馬 の出走表はこちら

齊藤修の予想にのる

テシオブログの予想にのる
 
 初心者にオススメ!AI予想
[9]ページ先頭へ
※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。