重賞レース直前情報
■2025年04月27日
第37回栗駒賞(水沢)

4月27日(日)に水沢競馬場にて、第37回栗駒賞(3歳以上・1400メートル・18時05分発走予定)が行われます。クラスターカップJpnIIIへ続くスプリント路線のこの重賞には12頭が出走しますが、移籍初戦となるヘリオスの存在が大きすぎる印象。しかしながら全体的にみると、同馬以外は実力拮抗といえる顔ぶれになりました。そこからどれだけ絞り込んでいけるのか、その選択が重要となる一戦といえます。

------------------------------
   過去の傾向
------------------------------
この時期に実施された過去3回の結果をみていく。単勝1番人気は2勝(いずれもゴールデンヒーラー)、2着1回(キラットダイヤ)で、ともに牝馬。連対馬のもう1頭はすべて牡馬(セン馬含む)となっている。3着は昨年が5番人気、23年が8番人気。その2頭は2走前に勝利を挙げていた。2走前が重賞で5着以内だった馬が1頭だけ連対。連対馬6頭中5頭は5から6歳となっている。

------------------------------
   出走馬短評
------------------------------
マツリダワールド 9戦連続で3着以内と好成績。初の古馬重賞となった前走の白嶺賞で僅差3着の内容なら、ここでも善戦以上が可能だろう。

エメラルドビーチ JRAのダート短距離で3勝を挙げ、今回が岩手初戦。スタートは課題でも、初めてのコーナー4回に対応できれば上位争いに加わってきそうだ。

ウラヤ JRAのダート1400メートルで3勝し、岩手移籍後は絆カップを含む3勝をマーク。水沢で3戦未勝利という点は気になるが、仕掛けひとつで差し脚が届く可能性はある。

レディブラウン 2歳時に北海道と川崎で勝利して、3歳夏から低迷したが、5歳12月の岩手移籍後は18戦して3着以内が16回と変身。重賞で2着2回の実績を含めて注目できる。

ユイノダンディズム JRA未勝利から水沢で4勝してJRAに戻り、昨秋から再び岩手所属。前走の白嶺賞は粘れなかったが、水沢コースでの安定感には注目できる。

スターシューター 大井で13勝を挙げ、昨年12月から岩手に移って、前走の白嶺賞を差し切り勝ち。末脚を再現できれば上位争いに加われる。

トーセンマッシモ 南関東で4勝し、岩手では8勝を挙げたが、重賞では2回とも差のある敗戦。1400メートルが23年の8月以来という点も不安材料といえる。

スプラウティング JRAのダート1400メートルで3勝し、昨秋以降は苦戦が続いたが先行力は披露。岩手初戦の今回は、先手主張から粘り込みたいところだろう。

ヘリオス JRAで8勝し、ダートグレードで2着6回の実績は断然。今回は岩手初戦で重賞となるが、地力での押し切りを期待していいだろう。

ミニアチュール 今年初戦の前走は3着だったが、重賞10勝、昨年末の桐花賞で2着の実力は魅力。水沢の1400メートルで3戦3勝という実績にも注目できる。

ドルズプライスレス 昨年は白嶺賞3着から臨み、逃げ粘って3着。今年の白嶺賞は5着だったが、プラス20キロの馬体重が響いた感があるだけに、連下の穴として一考可能だ。

そのほか、フューチャーアゲンが出走する。

------------------------------
 レースの狙い
------------------------------
ヘリオスは移籍初戦でも実績的に断然の存在。ほかの牡馬と同斤量で、石川倭騎手の騎乗なら死角はなさそう。相手探しは難しいが、水沢で10戦とも3着以内に入っているレディブラウンを筆頭に推す。善戦傾向があるマツリダワールドにも要警戒。ユイノダンディズムは前走で粘れなかったが、休み明け2戦目での巻き返しには注意が必要だ。善戦傾向があるミニアチュールにも要マーク。昨年のこのレース3着ドルズプライスレスを3連勝式の候補として挙げておきたい。


栗駒賞(M3)オープン の出走表はこちら

赤見千尋の予想にのる

齊藤修の予想にのる

テシオブログの予想にのる
 
 初心者にオススメ!AI予想
[9]ページ先頭へ
※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。