重賞レース直前情報
■2025年05月06日
第25回名古屋グランプリJpnII(名古屋)

5月6日(振・火)に名古屋競馬場で、第25回名古屋グランプリJpnII(4歳以上・2100メートル・17時50分発走予定)が行われます。JRAからはサンライズジパング、セラフィックコール、メイショウフンジン、ノットゥルノ、ハギノアレグリアスが出走。地方他地区からはシンメデージー(高知)ら2頭が遠征し、地元東海勢はフークピグマリオン(名古屋)ら5頭が迎え撃ちます。12頭の熱き戦いにご期待ください。

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過去の傾向
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時期や距離変更により、5月上旬の2100メートル戦になったのは昨年から。その前回は1着ノットゥルノ(1番人気)→2着ヒロイックテイル(7番人気)→3着キリンジ(3番人気)という結果。ノットゥルノの近2走は佐賀記念JpnIII・1着、川崎記念JpnI・6着。4着に敗れたが2番人気のディクテオンは近2走、ダイオライト記念JpnII・4着、川崎記念JpnI・4着の成績だった。川崎記念JpnIも施行時期が4月に変わったので、前走同レース組は今後も有力候補になるだろう。2000メートル以上のダートグレードで勝利した経験があり、GI/JpnIでも好走実績があれば一層信頼できる。

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JRA所属馬短評
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サンライズジパングは近3走、プロキオンステークスGII・2着、フェブラリーステークスGI・2着、川崎記念JpnI・3着と成績は安定しているが勝利できていない。転厩や使い詰めの影響もあり、調子が少し落ちている可能性もある。馬体重の増減と当日の気配に注目だ。

セラフィックコールは前走ダイオライト記念JpnIIを制し、連覇を達成。勝つか5着以下に負けるかという極端な成績が続いている。コースや距離を選ぶタイプではないはずだが、果たして今回はどんな競馬になるか。JpnIIならば情けない競馬はできない。

メイショウフンジンは3走前の佐賀記念JpnIIIでシンメデージー、ノットゥルノを封じて逃げ切り勝ち。JpnIIを勝ち切るのは大変な気がするが、気分良くレースができれば粘り込んでも不思議はない。

ノットゥルノは昨年の名古屋グランプリJpnIIを8馬身差で逃げ切り勝ち。帝王賞JpnI・7着、JBCクラシックJpnI・5着を挟み、2走前の名古屋大賞典JpnIIIもハンデ60キロで主導権を握ると、ミッキーファイトとクビ差の2着に粘った。前走佐賀記念JpnIIIは1番人気で3着。ムラがあるタイプだが、JpnIIでは力上位で、名古屋競馬場との相性もいい。

ハギノアレグリアスは昨年、シリウスステークスGIIIを制して連覇を飾り、チャンピオンズカップGIでは4着と善戦。しかし、前走アンタレスステークスGIIIで12着と惨敗。直線入口で余力がなくなり、まったく伸びなかった。敗因は不明だが、なんとか巻き返したいところ。

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地方所属馬短評
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シンメデージー(高知)は地方馬の中でトップクラスの実力・実績があり、いずれダートグレードのタイトルにも手が届くはず。今回、JRA勢は手ごわいが、好勝負にはなるだろう。

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予想のポイント
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サンライズジパングは川崎記念JpnIの結果・内容が案外だったが、まだ評価は下げられない。連覇がかかるノットゥルノにとってはメイショウフンジンが厄介な存在か。ダートグレード連勝を狙うセラフィックコール、古豪ハギノアレグリアスの巻き返しにも注目したい。


名古屋グランプリ(Jpn2)オープンの出走表はこちら

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