重賞レース直前情報
■2025年05月11日
第6回お松の方賞(金沢)

5月11日(日)に金沢競馬場にて、第6回お松の方賞(3歳以上牝馬・1500メートル・18時15分発走予定)が行われます。東海地区との交流戦で昨年は名古屋のセブンカラーズが快勝。今年は名古屋1頭、笠松3頭を含む10頭というメンバー構成になりました。遠征勢を迎える地元馬で注目が集まりそうなのは、昨夏から岩手、大井、高知と所属を変えて、前走から再び金沢所属となったリケアマロン。ほかにも最近の成績が良好な馬が多い、混戦模様の一戦といえます。

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   過去の傾向
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この時期に実施された過去2回の結果をみていく。昨年は名古屋→笠松→笠松の順で、23年は金沢→金沢→名古屋。単勝人気順は昨年が1→6→10(3連単は1115.7倍)で、23年は3→8→6(同1510.1倍)だった。連対馬2頭は4歳と5歳の組み合わせで、ともに前走がA級のレースで4着以内。2走前が1400メートル戦だった馬が1頭だけ連対している。

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   出走馬短評
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ネオアマゾネス 笠松からの遠征馬だが、23年のこのレース(7着)までは金沢に在籍。金沢所属時に徽軫賞を連覇した実績はあるが、今回は押さえまでが妥当だろう。

ダイヤモンドライン 昨秋の北國王冠と中日杯は大敗したが、前走の利家盃は3着に健闘。昨年の百万石賞で2着に入った実績からも、距離短縮の舞台でも侮れない。

ゼンダンキズナ 笠松からの遠征馬。JRA未勝利から移籍後は15戦して13連対で、渡邊竜也騎手とのコンビでは連対率100%。今回の相手関係でも押さえておきたい存在といえる。

アルカウン JRAのダート短距離で1勝し、金沢に移って10勝をマーク。23年夏に最低人気で制した名古屋・ベイスプリントのときの澤田龍哉騎手とのコンビに戻る点が不気味に映る。

サンマルブライト 笠松からの遠征馬。金沢では昨秋の徽軫賞が大敗で、その後の東海重賞も2回とも苦戦。前走はA級3組で3着でも6頭立てでは、強調材料にしにくい。

ポンヌフ 名古屋からの遠征馬。JRAのダート1700メートルで2着2回から転入した南関東でも善戦止まり。唯一の勝利が3走前のB級戦で、若草賞土古記念が大敗では、前走が2着でも厳しいだろう。

リケアマロン JRAでは未勝利だったが、金沢と岩手(水沢)で3歳牝馬限定の重賞を勝利。金沢に戻った前走はのちに利家盃を制すマンガンを抑えて勝利している。

コパノフランシス JRAのダート短距離で1勝し、その後は高知で6勝を挙げ、前走が金沢での初勝利。こちらも前走の2着はマンガンで、再度の先行押し切りが期待できる。

そのほか、タントゥーム、ハリウッドスマイルが出走する。

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 レースの狙い
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リケアマロンは再転入初戦の前走が好内容で、金沢で連対率100%の実績を含めて引き続き注目。ダイヤモンドラインは詰めひと息でも、距離短縮と牝馬限定の組み合わせで善戦以上が期待できる。アルカウンは今回も単騎逃げのかたちが取れれば残り目がありそう。ゼンダンキズナは輸送競馬でどうかだが、力量的に通用する可能性が考えられる。前走で先行押し切りを見せたコパノフランシスにも要警戒。


お松の方賞3歳上牝馬(東海・北陸交流) の出走表はこちら

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