重賞レース直前情報
■2025年05月18日
第8回佐賀スプリングカップ(佐賀)

5月18日(日)に佐賀競馬場にて、第8回佐賀スプリングカップ(3歳以上・1800メートル・17時25分発走予定)が行われます。昨年は1番人気馬にアクシデントがあったとはいえ、3連単が23万9310円という高配当。今年の出走馬12頭は最近の成績的に力量差がありそうな雰囲気でも、伏兵の台頭に警戒しておくほうがいいかもしれません。金曜日の夜中に降った大雨の影響がどれだけ残っているかという点にも注意が必要です。

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   過去の傾向
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過去5年の結果をみていく。単勝1番人気は23年に1着、21年に2着に入っただけ。ただし、連対馬はすべて5番人気以内で、6番人気以下の好走例は、昨年と20年の3着馬だけとなっている(9、6番人気)。勝ち馬はすべて、前走が重賞以外で3着以内。昨年を除き、その年のはがくれ大賞典に出走していた馬が1頭以上連対している。7歳以上が3着以内に1から2頭入り、3着内馬はすべて、前走時の馬体重が470キロ以上だった。

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   出走馬短評
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グリードパルフェ 3歳時は南関東で活躍し、高知移籍後は高知県知事賞や23年のはがくれ大賞典などを勝利。最近は苦戦続きでも、佐賀への移籍初戦で復活する可能性は十分だ。

ビキニボーイ 2歳夏にJRAで1勝し、3歳春は兵庫で4勝。昨秋から佐賀所属で9戦5勝と好走しているが、重賞では4着と6着という結果になっている。

テイエムフォンテ JRA時に地方条件交流戦を含めて2勝を挙げ、佐賀移籍後は6勝をマーク。重賞は1400メートル以下で2着3回、3着2回と安定しているが、今回の距離は課題といえる。

トゥールリー 3歳春までに佐賀で重賞を3勝し、昨年のウインターチャンピオンで3着に健闘。地力的に侮れないが、1800メートル以上で8戦して2着1回、3着2回の成績は気にかかる。

マナホク 3歳秋に岩手の重賞・不来方賞を勝ち、今年から佐賀所属で8戦1勝でもすべて5着以内。堅実に差を詰めるタイプで、今回も展開ひとつで上位食い込みが考えられる。

コスモファルネーゼ 大井のマイル以上で5勝を挙げ、今年から佐賀に移って6戦3勝。はがくれ大賞典は遠征馬が強力で6着だったが、地元馬同士なら首位争いが必至だ。

エイシンダンシャク 北海道デビューから兵庫を経て、昨年2月から佐賀に移って中距離で3勝。最近はひと押し不足の結果が続くが、逃げ粘りの可能性は考えられる。

ダノンターキッシュ JRAの芝中距離で2勝を挙げ、昨春は芝2400メートルで2着3回。地力的には互角以上でも、移籍初戦で前走から1カ月少々という条件は厳しいかもしれない。

シンギングロード JRA未勝利から高知に移って10勝を挙げ、今年兵庫で4戦して前走の佐賀初戦を勝利。今回は相手関係と距離がカギだが、通用の可能性は秘めていそうだ。

そのほか、サトノスライヴ、インテンスフレイム、フレイムソードが出走する。

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 レースの狙い
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グリードパルフェは移籍初戦でも、過去のはがくれ大賞典で1、2、4着の実績は上位で、いきなりから注目。コスモファルネーゼは、今年のはがくれ大賞典で6着だったが、地元馬に限れば2番手に良い着順。中距離での実績も上位で、好位差しが届く可能性がある。ビキニボーイは相手なりに動けるタイプで、今回も大きく崩れることはなさそう。佐賀初戦の前走を快勝したシンギングロードにも警戒したい。善戦傾向があるマナホク、新人の長谷川蓮騎手が騎乗するテイエムフォンテが3連勝式の候補。


佐賀スプリングカップオープン の出走表はこちら

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