重賞レース直前情報
■2025年06月15日
第10回早池峰スーパースプリント(水沢)

6月15日(日)に水沢競馬場にて、第10回早池峰スーパースプリント(3歳以上・850メートル・18時15分発走予定)が行われます。水沢競馬場では唯一となるワンターンの重賞には10頭が出走。雨の予報はありますが、それほど馬場が悪くなることはないでしょう。この距離ですから、スタートがまず見どころ。ただ、昨年までと比べると混戦模様の感があるだけに、距離短縮で変わり身を見せる馬がいるかもしれません。

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   過去の傾向
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過去5年の結果をみていく(20年は盛岡ダート1000メートル)。単勝1番人気は4勝、3着1回。3着内馬の組み合わせは、1から3番人気のうち2頭+5から8番人気が1頭となっている。牝馬が1から2頭連対。水沢850メートルになった最近4年は、3走前までに1400メートル以上で3着以内があった馬が1頭だけ連対している。

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   出走馬短評
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グラシアス JRAでの2勝はダートの1700、1800メートルで、岩手での2勝はダート1600メートル。今回は初めてとなるマイル未満への出走だが、一発に警戒する手は考えられる。

カリュウ JRAのダート短距離で2勝を挙げたが、昨年8月以降は大敗続き。今回は岩手での初戦となるが、メンバー的に穴で一考できる余地がある。

ロードオブザチェコ 浦和で2勝を挙げてJRAに移り、ダート短距離で1勝を追加。岩手初戦の2走前は逃げ切り圧勝で、今回の距離なら押し切りが狙える。

リュウノメディナ 2歳夏と3歳秋に船橋の1200メートルで勝利を挙げ、今年4月から岩手に移って4戦3勝。この距離でも流れに乗って押し切る可能性が十分だ。

グットフォーチュン JRA時に2勝を挙げ、岩手では11戦して3着以内に入った7回がすべて盛岡コース。昨年のこのレースが9着だった点を含めて、コース適性が心配だ。

レディブラウン 2歳時に北海道と川崎で勝利を挙げ、5歳12月の岩手移籍後は9勝してオープン特別でも3勝。最近2戦はいまひとつでも、この距離なら侮れない。

エイシントルペード 2歳時に北海道で2勝して、兵庫に移って3勝。今回は岩手での初戦となるが、この顔ぶれなら通用する可能性が考えられる。

スターシューター 大井で13勝を挙げて、岩手では移籍初戦と3走前の白嶺賞を勝利。今回も展開次第だが、不良馬場の850メートルで差し切った末脚は無視できない。

ラストバリオン JRAのダート1200メートルを勝ち、3歳秋から大井に移って1000メートル以下で7勝。岩手では3走前の850メートル戦で勝利したが、時計的には微妙かもしれない。

そのほか、サイタブラウンが出走する。

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 レースの狙い
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混戦模様だが、距離短縮でも先手主張が見込めそうなロードオブザチェコに期待。リュウノメディナは短距離のオープン特別を連勝している勢いが魅力で、距離短縮でも先行粘り込みが可能とみる。スターシューターはスタート鍵でも、この顔ぶれなら差し脚が届く可能性がありそう。レディブラウンは最近2戦がいまひとつでも、水沢コースでの安定感を評価して連下に押さえる。グラシアスは初めての短距離戦でどうかだが、スタート五分なら善戦も。


早池峰スーパースプリント(M2)オープン の出走表はこちら

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