重賞レース直前情報
■2025年06月29日
第12回加賀友禅賞(金沢)

6月29日(日)に金沢競馬場にて、第12回加賀友禅賞(3歳牝馬・1400メートル・18時05分発走予定)が行われます。石川優駿の1、2着馬は、4月の牝馬重賞・ノトキリシマ賞でも着順を入れ替えてのワンツーを決めていますが、タイプ的には1400メートルのほうが合いそうなタイプで、そのぶん、今回はスタートが決まるかどうかに注目。その2頭に割って入る存在を探すのも大きなテーマといえる一戦です。

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   過去の傾向
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創設からの5年は2から5番人気が勝利していたが、近6年は1番人気が勝利している。日程が11月に変更となった21年を除く過去5回では、2着は2から4番人気で、3着は4から7番人気。勝ち馬はすべて、石川優駿で2着以内に入っていた。また、4走前までに重賞を勝利していた馬が1頭だけ連対。3走前が重賞以外で2着以内だった馬が、1から2頭馬券絡みしている。

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   出走馬短評
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エムティパル 2歳時に3勝し、石川テレビ杯で2着。年明け以降は苦戦が続いたが、北日本新聞杯で3着に入った差し脚を再現できれば善戦以上が考えられる。

シナモンブルー 昨年6月のデビューから苦戦が続いたが、今季2戦目から5戦連続3着以内と一変。今回は相手が一気に上がるが、穴で一考できる余地はある。

ゴールドパース 昨年6月の新馬戦は大敗したが、8月の2戦目以降は15戦連続で5着以内。ひと押し不足の感はあるが、重賞でも3、4着と相手なりに動いている。

エコロルキナ JRAで3戦大敗から、名古屋での善戦を経て金沢に移り、2戦目と3戦目を圧勝。前走は出遅れが響いたが、今回は逃げ粘りを狙いたいところだ。

キラークラウン 今年3月に川崎でデビューして4着2回。金沢では移籍初戦を勝ち、その後の2戦も善戦したが、ここに入ると時計的に少々厳しいかもしれない。

スターカナザワ 昨年6月に笠松でデビューして3勝を挙げたが、好走と大敗の差がある成績。金沢では3戦目で成績的にも微妙だが、笹川翼騎手の起用は不気味だ。

スノーミックス 岩手で2歳時に2勝を挙げ、留守杯日高賞で3着。金沢初戦の前走は早め先頭からアタマ差2着で、改めて先行押し切りが期待できる。

ビバロジータ 北海道でJRA認定戦を勝ち、金沢で石川テレビ杯を制し、前走の石川優駿を差し切り勝ち。距離短縮は悪くないが、今回もスタートがカギとなる。

ショウガマッタナシ 15戦して3着以内が13回の好成績で、ネクストスター金沢とノトキリシマ賞を制した実績も上位。距離短縮も歓迎で、中1週でも注目できる。

そのほか、エムザックドリーム、ロバリアノキセキが出走する。

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 レースの狙い
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1400メートルなら、石川優駿で2着だったショウガマッタナシが押し切れそう。ビバロジータはスタート次第でも早めに動けるようなら再度の差し切りが期待できる。この2頭の一騎打ちが濃厚で、スノーミックスは今回も好位付けのかたちが取れれば善戦以上がありそう。流れ込みタイプのゴールドパースも割って入る候補として考えられる。エコロルキナは先手を取れるようなら残り目も。


加賀友禅賞3歳牝馬牝馬 の出走表はこちら

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