重賞レース直前情報
■2025年06月01日
第26回あすなろ賞(盛岡)

6月1日(日)に盛岡競馬場にて、第26回あすなろ賞(3歳以上・ダート1800メートル・18時15分発走予定)が行われます。重賞実績がある馬は休養明けや移籍2から3戦目などもおり、絞りにくい感があるメンバー構成。盛岡で9戦すべて3着以内に入っているミニアチュールが通用するかどうかの判断も重要となります。馬場に雨の影響が残りそうな点も考慮して、予想を組み立てていきたい一戦といえます。

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   過去の傾向
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重賞に再格上げとなった過去4年(21、22年は水沢1900メートル)の結果をみていく。1番人気は3勝しているが、2着と3着がゼロ。ただし、3着内馬はすべて5番人気以内となっている。前走がシアンモア記念だった馬が3着以内に1から2頭入っている。3着内馬はすべて5歳以上で、近3年は8歳以上が1から2頭連対。勝ち馬はすべて、4走前が岩手以外の所属で出走していた。

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   出走馬短評
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スズカゴウケツ 昨年のこのレースの覇者だが、南関東から岩手に戻ってからの2戦が大敗。昨年と同じ1番枠を引いたが、今年の相手は昨年よりも強力だ。

ノーブルサターン 岩手の重賞を6勝している実績は上位だが、前走のシアンモア記念で大敗した点が気がかり。距離延長はプラスでも、再度の盛岡コースでは強調しにくい。

ヘリオス ダートグレードでの実績を考えると、岩手で2戦とも4着という成績は心配材料。距離延長も課題だが、ここで一変があっても驚けない存在だ。

グラシアス JRAのダート中距離で2勝して、昨秋から岩手に移って2勝、2着4回。今回は初めての重賞で相手が上がるが、逃げ粘りを狙いたいところだろう。

サクラトップキッド 盛岡の新馬戦と2戦目を快勝し、東北優駿で2着に入り、やまびこ賞と北上川大賞典を勝利。今回は休み明けだが、地力的に侮れない存在といえる。

カレンルシェルブル JRAでオープン特別を含む5勝を挙げたが、すべて芝での成績。初ダートの笠松で大敗し、続く前走の盛岡は4着だったが、ここに入ると少々厳しい。

サンビュート JRAで3勝して、その後は北海道で道営記念を含む重賞2勝と活躍。しかし昨年は兵庫所属で重賞で苦戦と、年齢の影響が出ているのかもしれない。

フレイムウィングス JRAで2勝、川崎で1勝して、前走が23年の春に移籍してからの初勝利。ただ、相手なりには動けるタイプで、昨年のこのレースの3着馬という点も見逃せない。

ミニアチュール 盛岡で8戦8勝の実績で臨んだ前走のシアンモア記念は、4着とハナ差でも3着内率100%を守った点は立派。先手を取れそうな今回は粘り込みが可能だろう。

モズユイユイ JRAでは未勝利でも、2着と3着が各3回と善戦続き。昨秋から兵庫所属で1勝し、岩手では2戦目の前走をハナ差で勝ったが、今回は相手が一気に強くなる。

そのほか、トーセンマッシモ、ギャレットが出走する。

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 レースの狙い
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ミニアチュールは盛岡コースでの実績が魅力で、今回の組み合わせでも引き続き有力。ヘリオスは距離延長が微妙だが、移籍3戦目で本来の地力を発揮できれば勝機がある。ノーブルサターンは前走の大敗が気になるが、休み明け3戦目と距離延長での巻き返しには注意が必要。サクラトップキッドは休み明けでも地力的に侮れない存在といえる。昨年1着のスズカゴウケツ、3着のフレイムウィングスは3連勝式の候補まで。


あすなろ賞(M3)オープン の出走表はこちら

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