重賞レース直前情報
■2025年06月15日
第33回北斗賞(帯広)

6月15日(日)にばんえい帯広競馬場にて、第33回北斗賞(3歳以上・20時00分発走予定)が行われます。シーズン開幕から3カ月弱ということもあり、高額の賞金を稼いでいる馬は出にくいため、古馬重賞のなかでもハンデ差がつきにくい一戦。昨年はクリスタルコルドが、帯広1場開催となった07年以降、5歳馬として初優勝を果たすと、7月の旭川記念と重賞連勝を果たし、スターへの階段を駆け上がりました。今季前半戦の主役を担うのはどの馬でしょうか。

------------------------------
   過去の傾向
------------------------------
過去5年の傾向から見ていく。単勝1番人気はすべて馬券絡みしているが1勝のみで、2着1回、3着3回。22年こそ上位人気3頭で決まったが、ほかの4年は6番人気以下が3着以内に1から2頭入っている。6歳以下【4-2-1-16】が4勝しているが、2・3着では7歳以上【1-3-4-15】が互角以上の成績。シーズン最初の古馬重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯からの巻き返しがあり、3着以内馬15頭中6頭が4着以下からの参戦。なお過去5年のばんえい十勝オッズパーク杯1着馬は4、5、1、7着で、昨年は不出走だった。

------------------------------
   出走馬短評
------------------------------
タカラキングダム 昨季の4歳シーズン三冠馬で、ばんえい十勝オッズパーク杯は追い込み届かず4着。重量増はこなせそうだが、同型キングフェスタの壁は高い。

インビクタ 今年のばんえい十勝オッズパーク杯が3着で続く前走も2着と、9歳のベテランながらスピード負けしていない。2着だった昨年に続き今年も上位争いになる。

ヤマカツエース 3月以降が5戦3勝、2、4着各1回と好調をキープ。勝ちみの遅さを払拭した近況から、重賞でも見せ場以上が期待できる。

コマサンエース 今年のばんえい十勝オッズパーク杯で9歳にして重賞初制覇。ただ勢いはあっても、そのぶん1頭だけ10キロの賞金ハンデを課されるのは不利に映る。

サクラヒメ 前走のカーネーションカップは出走取消明けの影響もあったか1番人気で5着。意外にも古馬オープン重賞(牝馬限定戦除く)初挑戦だが、今井千尋騎手も2度目の騎乗なら変わり身があるかもしれない。

マルホンリョウユウ 今年のばんえい十勝オッズパーク杯では残り20メートルまで2着争いし、結果5着でも収獲あり。ただ、それ以上を望むには経験不足だ。

クリスタルコルド 昨年の北斗賞、旭川記念と連勝したが、その後はひと息。とはいえだいぶ動けるようになった印象はありノーマークにはできない。

キングフェスタ 今年のばんえい十勝オッズパーク杯は出走取消だったが、前走で豪快な追い込みを決めており体調面で不安なし。メムロボブサップ不在のメンバーならまず勝ち負けになる。

コウテイ 今年のばんえい十勝オッズパーク杯は2着で、前走は5着だったが雨馬場が合わなかった感も。ここも逃げるこの馬のレースをするのみだ。

その他、ツガルノヒロイモノが出走する。

------------------------------
 レースの狙い
------------------------------
キングフェスタはばんえい十勝オッズパーク杯出走取消を挟んだ前走で体重減がなかったのが好感。あらためて古馬重賞初制覇を期待する。同馬の末脚が不発だったときはコウテイの逃げ切りが考えられる。好調なインビクタ、ハンデを課されたがコマサンエースの9歳2頭は連争い候補。紅一点のサクラヒメは牡馬相手なら軽量が生きるはずで穴として警戒しておきたい。


北斗賞(BG3)3歳以上オープン別定 の出走表はこちら

齊藤修の予想にのる
 
 初心者にオススメ!AI予想
[9]ページ先頭へ
※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。