重賞レース直前情報
■2025年06月29日
第5回佐賀ユースカップ(佐賀)

6月29日(日)に佐賀競馬場にて、第5回佐賀ユースカップ(3歳・1400メートル・17時25分発走予定)が行われます。九州優駿栄城賞の1、2着馬がともに不在だけに、混戦模様と考えてよさそう。気温が高い日が続く影響で、レース当日は良馬場になる可能性が高く、連戦が続く馬たちにとっては、コンディションを維持できているかどうかが注意すべき点のひとつになります。

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   過去の傾向
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過去4回の結果をみていく。21年は9→6→7番人気の順だったが、近3年は1番人気が2勝、2着1回。連対馬のもう1頭は2から4番人気となっているが、3番人気は3着以内がゼロ。3着には4回いずれも5番人気以下が入っている。九州優駿栄城賞で2着以下だった馬が3着以内に1から2頭入っている。また佐賀皐月賞で2から5着だった馬が3着以内に1頭だけ入っている点も興味深い。

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   出走馬短評
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ゴーオールザウェイ 2歳時に2勝を挙げ、今年は3月の準重賞を勝利。重賞では2回とも大敗するなど成績にムラはあるが、逃げ粘る可能性はある。

ユイウィッシュ 北海道で9戦すべて大敗したが、佐賀に移ると6戦連続連対と一変。近2戦は古馬相手に大敗したが、再度の先行粘り込みには警戒が必要だ。

ニシノリンダ 2歳8月にJRAのダート1200メートルで勝ち、昇級後は大敗が続いたが、佐賀移籍後は古馬相手に好成績。同世代が相手なら善戦以上が可能だろう。

ツィードリヴァ 北海道の普通競走を2勝して、佐賀移籍2戦目から5戦連続で3着以内と好成績。今回の相手でも上位争いに加わる可能性がある。

ミトノドリーム 2歳時にネクストスター佐賀を含む重賞2勝を挙げ、今年は佐賀皐月賞で2着。九州優駿栄城賞は5着に敗れたが、今回の距離なら巻き返しが狙える。

ツモ 2月の初戦はクビ差2着だったが、その後の5連勝はすべて2着に8馬身以上の差。九州優駿栄城賞は差し届かず3着だったが、引き続き注目が必要だ。

アオイノユメ 勝ち星は昨年6月のひとつだけだが、重賞で2着1回、3着3回と相手なりに動けるタイプ。今回の条件でも押さえる必要があるだろう。

エムティピース 北海道の普通競走を勝ち、昨秋の佐賀移籍後は大崩れが少ない成績。再度の1400メートルで好位付けのかたちが取れれば上位争いに加わってきそうだ。

ビーチボーイ 兵庫でのデビュー直後は好走したが、秋以降は大敗多数。しかし佐賀移籍初戦の前走は早め先頭からの押し切りで、その再現には警戒が必要だ。

そのほか、アニーブレイク、イケメンパリピ、ポリスヴィークルが出走する。

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 レースの狙い
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ツモは九州優駿栄城賞でも差し脚を見せての善戦で、今回の条件なら差し切る可能性が高そう。好位差しが狙えそうなニシノリンダが強敵だ。ミトノドリームは距離短縮なら2歳時の輝きがよみがえる可能性がありそう。エムティピースは再度の1400メートルで前走の差し脚を再現できれば上位食い込みが考えられる。好走続くツィードリヴァにも要警戒。善戦傾向があるアオイノユメを3連勝式の候補として挙げておきたい。


佐賀ユースカップ3歳オープンの出走表はこちら

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