重賞レース直前情報
■2025年06月29日
第53回一條記念みちのく大賞典(水沢)

6月29日(日)に水沢競馬場にて、第53回一條記念みちのく大賞典(3歳以上・2000メートル・18時15分発走予定)が行われます。昨年の覇者であるヒロシクンが逃げ切りで重賞3連勝を達成するかが大きな見どころですが、東北優駿を制した3歳馬リケアカプチーノの参戦も興味深いところ。初の古馬混合戦でいきなり結果を残せるのか、そこも大きな注目点となる一戦です。

------------------------------
   過去の傾向
------------------------------
過去5年の結果をみていく。1番人気は2勝で、2着と3着がゼロ。近3年は2から4番人気が勝利している。1→3→2番人気の順だった21年を除き、2着に5から6番人気が入っているのが特徴的だ。3着内馬15頭のうち14頭は、当日の馬体重が480kg以上。例外は牝馬のゴールデンヒーラー(22年2着)。それ以外の3着内馬は、牡馬(セン馬)となっている。なお4年連続で2走前までに重賞で3から5着があった馬が1頭だけ連対しているのが特徴的だ。

------------------------------
   出走馬短評
------------------------------
ノーブルサターン 22年の12月から岩手所属で重賞を6勝したが、24年以降は2着まで。しかし11歳でも大崩れが少ない成績を残しているだけに、侮れない感がある。

サンビュート JRAで3勝し、北海道で道営記念を含む7勝をマーク。23年10月以降は未勝利だが、岩手3戦目で初の水沢コースになる点はプラスだろう。

サクラトップキッド 岩手デビューで、3歳時の昨年にやまびこ賞と北上川大賞典を勝利。今回の相手は強力だが、相手なりに動ける可能性はある。

ライアン 2歳時に南関東で重賞を含む4勝を挙げ、3歳春は羽田盃で2着に入り、岩手では重賞2勝を含む3勝。安定感には欠けるが、距離延長は合いそうだ。

ヒロシクン JRAでは1勝止まりだったが、岩手移籍後は12戦9勝と一変。メンバー的に今回も主導権が取れそうで、昨年に続く逃げ切り連覇が期待できる。

クリコマ 2歳時に川崎で3勝し、その後は大敗も多数の成績だったが、岩手3戦目の前走で一変の勝利。ただ、展開に恵まれた感は否めない。

トーセンマッシモ 南関東で3歳春までに4勝を挙げ、その後は低迷したが、4歳秋以降に8勝をマーク。ただ、重賞では苦戦している点は気にかかる。

リケアカプチーノ 高知デビューで5勝を挙げ、岩手2戦目の東北優駿を圧勝。ここまで10戦して連対率100%の実績は魅力で、初の古馬相手でもチャンスがある。

ミニアチュール 23年の東北優駿を勝ち、昨年は夏から5連勝して桐花賞で2着と実績は十分。今回も相手は強力だが、立ち回り次第で善戦以上が期待できる。

ドテライヤツ 南関東で3勝を挙げ、5歳時から北海道で瑞穂賞を含む4勝をマーク。岩手では苦戦続きから徐々に成績を上げてきたが、今回は相手が一気に強くなる。

------------------------------
 レースの狙い
------------------------------
ヒロシクンは今回も単騎逃げが見込めそうで、昨年に続いての勝利に期待。リケアカプチーノは東北優駿が楽勝で、ここに入っても差し脚が届く可能性が十分。この2頭の一騎打ちが本線で、好位差しタイプのライアンが割って入る候補。善戦傾向があるミニアチュールも押さえておきたい存在といえる。コース替わりがプラスになりそうなサンビュートが連下の穴。


一條記念みちのく大賞典(M1)(レイデオオープン の出走表はこちら

齊藤修の予想にのる
 
 初心者にオススメ!AI予想
[9]ページ先頭へ
※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。