重賞レース直前情報
■2025年06月08日
第68回百万石賞(金沢)

6月8日(日)に金沢競馬場にて、第68回百万石賞(3歳以上・2100メートル・18時05分発走予定)が行われます。12頭の出走馬はすべて、2走前までに3着以内に入った経歴があるという、混戦模様のメンバー構成。4連覇を果たしたハクサンアマゾネスが現役を引退したことで、過去4年とは違うレース展開になるかもしれません。そうなると、重要になるのは各騎手の作戦。南関東から遠征してきた2名の動きも気になります。

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   過去の傾向
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過去5年の結果をみていく。過去4年は1番人気のハクサンアマゾネスが勝利。2着は5年連続で2から3番人気が入っているが、20年は6→3→2番人気の順だった。ハクサンアマゾネスを除いた連対馬はすべて、2走前までに重賞で2から4着に入っていた。連対馬はすべて、前走が1700メートル以上となっている。
トライアルから連勝なるかマンガン
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   出走馬短評
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ゴールドハイアー JRAのダート中距離で5勝を挙げ、南関東では大敗が続いたが、金沢では4戦すべて4着以内。トライアルの利家盃は4着だったが、今回も相手なりに動けそうだ。

ダイヤモンドライン 重賞勝ちは3歳時のサラブレッド大賞典だけだが、昨年のこのレースの2着馬という点は要注意。2走前の利家盃で3着に食い込んだ脚の再現は十分だ。

ナミダノキス 前走の利家盃は好位追走から伸びなかったが、休み明け2戦目が中1週だった影響があるのかも。大きく増えた今年の馬体重は気になるが、地力は上位で侮れない。

マンガン 昨年は苦戦が続いたが、金沢に移籍してからは3戦いずれも連対と、南関東の重賞を2勝した地力を発揮。その勢いなら今回も首位争いが必至とみる。

マイネルシスネロス 昨年末の重賞は鼻出血で競走中止。ただ、気温が高い時期ならリスクは低いと考えていいだろう。しかし前走が大敗では、少々狙いにくい感がある。

モダスオペランディ JRAで3勝し、高知に移って重賞3勝を含む5勝をマーク。しかし昨秋以降は成績ひと息で、距離延長はプラスでもメンバー的に厳しそうだ。

ペガサスターボ JRAの1勝と南関東での4勝、金沢での1勝はすべて1500メートル以下だが、初の中距離に挑んだ前走は3着と善戦。しかし今回は一気に相手が強くなる。

リケアマロン JRAでは未勝利だったが、3歳春に金沢に移ると重賞を2勝して石川優駿で2着。さらに水沢でも牝馬限定重賞を勝利と、小柄で牡馬相手でも侮れない感がある。

マリンデュンデュン 3歳時に調子を崩したが、そのときの3戦を除けば3着内率100%。前走は伸びを欠いたが、利家盃の2着馬でここも上位が狙える。

リュウノブレイク JRAのダート1600メートルで1勝し、その後は北海道と兵庫を経て、金沢では2戦2勝。前走はA2級でも快勝で、相手強化でも好位差しが届く可能性が考えられる。

イルミネーター 金沢移籍後は4戦2勝でも利家盃で大敗したが、JRA2勝クラスのダート中距離で善戦歴が多数。今回の距離でも、前走の差し脚の再現には警戒が必要だ。

そのほか、ウェザーコックが出走する。

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 レースの狙い
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マンガンは今回も好位差しのかたちが取れそう。距離も歓迎で重賞連勝に期待。マリンデュンデュンは良馬場でどうかだが、今回も単騎逃げが見込めるだけに大きく崩れることはないだろう。ナミダノキスは前走で大敗したが、休み明け3戦目なら巻き返す可能性が十分。善戦傾向があるダイヤモンドラインにも警戒しておく。金沢で7戦7連対のリケアマロンにも要注意。金沢での2戦が好内容のリュウノブレイクも押さえたい。


百万石賞(オナーコード賞)3歳上オープン の出走表はこちら

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