重賞レース直前情報
■2025年07月13日
第2回兼六園スプリント(金沢)

7月13日(日)に金沢競馬場にて、第2回兼六園スプリント(3歳・1500メートル・18時15分発走予定)が行われます。昨年からスタートした東海地区との短距離重賞に今年は名古屋と笠松から2頭ずつが参戦。この夏は走路改修などにより東海地区の開催日数が少ないですから、意欲の遠征と考える手もあるでしょう。対する地元8頭は、輸送がない点が圧倒的に有利。最近の成績を含めて、上位拮抗の組み合わせと考えられます。

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  過去の傾向
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第1回このレースを振り返る。名古屋のネッサローズが勝ち、2着は金沢のトルピードで、3着は笠松のワラシベチョウジャ。4→5→1番人気の順だった。1着馬は前走から中3週。2、3着馬は中1週での参戦。気温が高い時期で、余裕がある日程のほうがいいのかもしれない。3着以内はすべて牝馬(ただし12頭中9頭と多かった)。3着以内馬は前走が重賞だった点が興味深い。

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  出走馬短評
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リトルサムシング JRAのレースで2着1回、3着2回から、7戦目に川崎の未勝利交流戦で初勝利。金沢初戦の前走も逃げ切り完勝で、良馬場でも注目できる存在だ。

ケンロクシャルモン 前走のJRA未勝利交流戦は差のある4着だったが、昨秋のデビューから全体的に大崩れが少ない成績。ただ、ここに入ると少々厳しい。

エバーシンス 名古屋からの遠征馬。間隔をあけて臨んだ東海優駿は、出遅れたものの3着に健闘。続く古馬A級4組を差し切り勝ちと、調子を上げている感がある。

ケイズレーヴ 名古屋からの遠征馬。11戦して馬券圏内を外したのは兵庫チャンピオンシップJpnIIの5着だけ。重賞2勝の実績も上位といえる。

ジューンノールック JRAでは5戦未勝利だが、金沢移籍初戦から3連勝。石川優駿は先行策から失速したが、今回の距離なら巻き返しが狙える。

キタノダイヤ デビューは今年5月と遅れたが、4戦2勝、2着1回と成績良好。しかし今回は相手が一気に強くなる。

バム JRA時は9戦未勝利だったが、金沢では移籍初戦を勝ち、その後は4戦連続で2着と好走。その成績なら今回も首位争いが可能だろう。

センゴクブショウ 笠松からの遠征馬。2歳時はネクストスター笠松で2着に入るなど活躍したが、今年は大敗多数の成績。今回も先手が取れるかどうかだ。

シナモンブルー 初勝利まで16戦を要したが、続く17戦目も好位差しで快勝。前走は4着でも重賞で見せ場ある差し脚。今回も展開ひとつで善戦以上が考えられる。

プチプラージュ 笠松からの遠征馬。北海道所属時に金沢シンデレラカップを勝ったが、今年は3戦いずれも差のある敗戦。その近況では、ここでの一変は考えにくい。

そのほか、トレヴィーテ、ロバリアノキセキが出走する。

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 レースの狙い
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ケイズレーヴは差しに回って以降の成績が良好で、金沢コースでも首位争いが狙えそう。エバーシンスは最近の成績が良好で、今回も差し脚を発揮できそうだ。金沢移籍初戦を快勝したリトルサムシングにもチャンスあり。バムは4戦連続2着と詰めひと息でも、引き続き相手なりに動ける可能性に警戒しておく。ジューンノールックは石川優駿が大敗でも、距離短縮なら仕掛けひとつで上位まで。


兼六園スプリント3歳(東海・北陸交流)の出走表はこちら

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