重賞レース直前情報
■2025年07月20日
第22回トレノ賞(高知)

7月20日(日)に高知競馬場にて、第22回トレノ賞(3歳以上・1300メートル・18時15分発走予定)が行われます。高知の重賞はこのレースから3歳馬が古馬と対戦可能になります。19年ケイマ、21年スペルマロンのように、同じ年に中距離の重賞も制してしまう優勝馬もいますが、昨年は当レースを含む1400メートル以下の重賞のみ勝利したヘルシャフトが高知競馬の年度代表馬に。賞金が高い高知県知事賞の勝ち馬が年度代表馬に選ばれることが多かっただけに、スプリンターたちの意気が上がっていることでしょう。

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   過去の傾向
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過去5年の傾向から見ていく。単勝1番人気は4勝、2着1回と堅実。2番人気も1勝、2着2回、3着1回の好成績だが、昨年は1→9→10番人気で決まり波乱となった。直近の古馬重賞である福永洋一記念(1600メートル)に出走していた馬が毎年1から2頭馬券絡みしているが、近3年では4、6、9着馬が連対しているのが気になるところ。過去5年では、別府真司厩舎3勝、打越勇児厩舎と田中守厩舎が各1勝。この3厩舎が3着以内馬15頭中12頭を占めており、今年も有力馬を出走させてくるはずだ。

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   出走馬短評
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ウインヴェルデ ダート1900メートルのJRA1勝クラスを勝利し、高知での7勝中5勝が1600メートル。今回が1400メートル未満へ初出走だが、全兄ドリームバレンチノは1200メートルの東京盃JpnIIを制している。

バリチューロ 昨年のこのレースが重賞初挑戦ながら5着で、建依別賞2着から、名古屋のゴールド争覇で重賞初制覇。1300メートルでは3走前も4着で若干距離が短いのかもしれない。

トゥルーバローズ 南関東では1200メートルのみ使われて6勝をマーク。今年2月の1300メートル重賞・黒潮スプリンターズカップのメンバー最先着馬だけに、ここは勝機大だ。

サンライズグリット JRA1勝クラス(障害未勝利)から昨夏に転入し【7-3-1-3】と堅実な成績。前走の準重賞がメイショウウズマサと1馬身差の2着なら重賞初挑戦でも侮れない。

メイショウウズマサ 今年3月の御厨人窟賞を1着同着ながら勝利し重賞初制覇を成し遂げると、前走はマイルの準重賞を勝利。1300メートルは3戦3勝で重賞でもスピード負けしないだろう。

グラティアスグー 高知デビュー馬で、古馬重賞での馬券絡み3回はすべてマイル以上。その点、今回の距離短縮は微妙に映る。

ロッキーサンダー 1400メートルのB級以下準重賞を勝って臨んだ昨年大晦日の高知県知事賞でも2着と距離に融通性があるタイプ。初距離でもノーマークにはしにくい。

ニクソンテソーロ メイショウウズマサと同様、今年の御厨人窟賞が重賞初制覇で、続く黒船賞JpnIIIでは地元最先着の4着に健闘。100メートルの距離短縮ならこなせる可能性が高い。

その他、グッドウッドガイ、ダノングリスター、カツベンケイ、ロードインファイトが出走する。

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 レースの狙い
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トゥルーバローズは地方全国交流重賞・黒潮スプリンターズカップでの3着が光る。同距離のここは重賞初制覇のチャンス到来。相手は御厨人窟賞で1着同着だった2頭だが、ニクソンテソーロは差し届かない可能性があり、好位差しタイプのメイショウウズマサを上位に取る。本質的には距離不足だろうがサンライズグリット、ロッキーサンダーを押さえたい。


トレノ賞3歳以上 の出走表はこちら

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