重賞レース直前情報
■2025年07月22日
第26回若鮎賞(盛岡)

7月22日(火)に盛岡競馬場にて、第26回若鮎賞(2歳・芝1600メートル・18時00分発走予定)が行われます。昨年は芝コースのコンディションが整わず、ダートに変更されましたが、今年は例年どおり芝が舞台。しかし12頭の出走馬のうち、芝の経験があるのは2頭だけ。その2頭は7月6日に行われた芝1000メートルの新馬戦から中1週となっています。となると、8頭立てで3連単が50万円を超えた23年のような高配当が誕生するかもしれません。

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   過去の傾向
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過去5年の結果をみていく(昨年はダート1600メートルで実施)。1番人気は3勝、2着1回。23年は8→3→6番人気の順で、上位3頭がすべて未勝利馬という結果になった。キャリア1戦の馬が22年を除き、3着以内に1頭だけ入線。3着内馬15頭のうち13頭は通算3戦以内。残る2頭は4戦して未勝利で1着と3着に入った。初出走が5月20日から6月19日までだった馬が1頭だけ連対しているのが面白い。

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   出走馬短評
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トゥーナスタディ 5月4日の新馬戦は大敗したが、続く2戦目を逃げ切って、5戦目の前走で差し切り勝ち。タイプ的に芝替わりも距離延長もプラス材料といえそうだ。

インフェルレーヴ 6月8日の水沢での新馬戦は大敗で、その後の2戦は逃げ粘って3着と2着。今回も先手を取りたいが、同型多数で展開的に厳しいかもしれない。

ポデローサ 5月11日に盛岡ダート1000メートルの新馬戦をクビ差で勝ち、その後の2戦は水沢で逃げ粘って2着。小柄で上積みは微妙だが、芝に替わる点はプラスになるだろう。

ラブコラージェン 5月4日の盛岡ダート1000メートルの新馬戦で大差勝ちしたが、続く前走は後方のまま大敗。ただ、血統的に芝替わりで一変する可能性は秘めていそうだ。

カクメイショヤ 7月6日の芝1000メートルの新馬戦で逃げて粘れずの2着だったが、道中で集中力を欠く感があった内容。距離延長でも折り合いがつけば、善戦以上が可能だろう。

リュウノパラダイス 6月8日の水沢の新馬戦は勝ち馬から10馬身差の2着で、続く前走も水沢1300メートルで勝ち馬から10馬身差の2着。先行力は評価できるが、少々厳しいかもしれない。

トゥーナガラリエ 盛岡のダートで3戦すべて2着に入り、水沢では2戦とも大敗。今回は芝に替わってどうかだが、再度の盛岡コースで善戦する可能性は秘めている。

デンコウセッカ 7月6日の芝1000メートルの新馬戦を差し切り勝ち。小柄という点を含めて距離延長は課題だが、初戦の瞬発力を再現できれば連勝が視野に入るだろう。

ジュエルレジーナ 6月8日の水沢の新馬戦で2着に入り、続く前走は4着でも先行力を披露。血統的には芝が向きそうで、小柄でも穴として一考できそうだ。

セイクリスティーナ 5月25日の盛岡ダート1000メートルの新馬戦で2着に入り、続く水沢1300メートルで10馬身差の圧勝。トビが大きい走法で、芝が合う可能性は十分だ。

そのほか、ユウユウロゼッタ、ベネフィシオスが出走する。

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 レースの狙い
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条件的に、前半の流れが速くなりそう。その前提で、前走の水沢で最後の直線だけで独走したセイクリスティーナに期待する。瞬発力があるデンコウセッカにもチャンスがありそう。トゥーナスタディは中1週が続く点が気になるが、素質的に無視できない存在といえる。カクメイショヤは距離延長で折り合いがつくようなら残り目がありそう。ラブコラージェンは前走が大敗でも、芝替わりで初戦圧勝のスピードがいきる可能性がある。穴は盛岡で3戦すべて2着のトゥーナガラリエ。


若鮎賞(M3)2歳の出走表はこちら

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