重賞レース直前情報
■2025年07月27日
第47回せきれい賞(盛岡)

7月27日(日)に盛岡競馬場にて、第47回せきれい賞(3歳以上・芝2400メートル・18時20分発走予定)が行われます。昨年は大雨の影響でダート2000メートルに変更となりましたが、今年は芝の状態が良好。比較が難しいメンバー構成になることが多い重賞ですが、今年は岩手所属馬限定となったことで、さらに難しくなった印象があります。道中の仕掛けひとつで結果が変わる一戦と考えていいでしょう。

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  過去の傾向
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芝で行われた直近5回(19から23年)の結果をみていく(すべて地方全国交流)。1番人気は2勝、2着2回。19年は10→2→9番人気の順で波乱となったが、その後の4回も5番人気以下が3着以内に1頭だけ入っている。近3回で3着以内に入った岩手所属馬は、前走が芝のレースで4着以内かJRAだった。馬番が9より大きい馬が3着以内に1頭以上入り、21年(12頭立て)を除き、2ケタ馬番の馬が1頭だけ連対している。

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  出走馬短評
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サザンナイツ 今春の岩手移籍初戦から苦戦が続くが、JRA時は芝で3勝。2500メートルでの勝ち星もあるだけに、舞台設定を味方に一発を狙いたいところだろう。

ブローヴェイス JRAでは未勝利で、岩手初戦の芝2400メートルの3歳重賞・サファイア賞を勝利。しかし昨秋以降は馬券絡みがなく、再転入2戦目でも一変までは見込みにくい。

ゴールドギア JRAの芝で5勝を挙げ、23年のこのレースで2着。年明けから名古屋所属で前走は笠松で勝利した近況なら、岩手再転入初戦から注目できる。

ギャレット 盛岡の芝で4勝を挙げているが、すべて1600メートルでのもの。今回の距離は課題になるが、この組み合わせと相手関係なら一発があっても驚けない。

ソロフレーズ 芝ではJRA4勝、岩手3勝。昨秋の降級後は善戦が続いているが、年齢的な面と一気の距離延長では少々厳しいかもしれない。

カレンルシェルブル JRAの芝中長距離で5勝して、重賞でも善戦。岩手移籍後の成績はいまひとつだが、距離延長で一変する可能性は秘めていそうだ。

グレートキャンベラ JRA時に条件交流戦で1勝し、岩手移籍後はB級以下で好成績。ただ、最低人気だった前走のいしがきマイラーズで2着に粘った点は無視できない。

タイセイモンストル JRAの芝中長距離で4勝し、障害で1勝を追加。岩手初戦の前走いしがきマイラーズは後方から差を詰めての4着だったが、今回の条件ならチャンスがある。

パラダイスリズム JRAで苦戦が続き、岩手に移って昨年のサファイア賞を勝利してJRAに戻るも大敗多数。今回は再転入初戦だが、最近の成績では強調しにくい。

ライアン 南関東で2歳重賞を勝ち、羽田盃で2着に入り、岩手では昨年のこのレース(ダート2000メートル)と桐花賞を勝利。平地の芝は初めてだが、血統的に侮れない。

カナオールウェイズ JRAの芝2600メートルで2勝して、その後は浦和で1勝を追加。岩手初戦の前走いしがきマイラーズは3着だが、移籍2戦目での距離延長はプラスだろう。

そのほか、ヒシゲッコウが出走する。

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 レースの狙い
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ライアンはディープインパクト産駒で、平地の芝が初めてでも実力と適性で勝負になる可能性がありそう。芝長距離で2勝しているカナオールウェイズを対抗に取る。岩手2戦目のタイセイモンストルにもチャンスがありそう。盛岡の芝で善戦歴があるゴールドギアを連下に押さえる。カレンルシェルブルは苦戦が続くが、距離延長での一変には要注意。前走で逃げ粘ったグレートキャンベラにも警戒しておく。


せきれい賞(M2)(アルクトス賞)オープンの出走表はこちら

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