重賞レース直前情報
■2025年07月13日
第56回旭川記念(帯広)

7月13日(日)にばんえい帯広競馬場にて、第56回旭川記念(3歳以上・20時00分発走予定)が行われます。7月7、8日には、帯広で最高気温が35度以上の猛暑日が記録されたように、そろそろ暑さとの闘いとなります。6月の北斗賞と重量的に大きくは変わらないものの、旭川記念と連勝(19年までは施行順が逆)した馬が過去10年で3頭しかいないのは、そのあたりが関係しているのかも。今年はコマサンエースがばんえい十勝オッズパーク杯、北斗賞からの重賞3連勝を目指します。

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  過去の傾向
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過去5年の傾向から見ていく。単勝1番人気は昨年こそ4着だったが、1、2着が各2回。20年が上位人気3頭で決まり、その後4年の連対馬はすべて1から3番人気と高配当は望みにくい。3着以内馬15頭中13頭が前走でも馬券に絡んでおり、前走から20キロ以上の馬体重変動があっての3着以内は22年1着メムロボブサップのみ。ある程度、調子や馬体を維持できている馬のほうが信頼できそうだ。

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  出走馬短評
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インビクタ 9歳になった今季も、ばんえい十勝オッズパーク杯3着、北斗賞2着など衰えを感じさせない活躍。この旭川記念も過去3、4、4着と大崩れがなく、相手関係から今年も上位争いできそうだ。

クリスタルコルド 昨季、北斗賞、旭川記念と連勝したあとは1勝のみだったが、前走の北斗賞で人気薄ながら3着に好走。これがきっかけになればここで復活のシーンは考えられる。

ヤマカツエース 回避馬が出たため追加出走となった北斗賞は障害こそスムーズだったが、詰めを欠いて7着。ここに入ると見劣る感がある。

コウテイ 昨年の旭川記念では2着に入ったが、夏場は成績ひと息という感も。5着だった北斗賞もやや不満とはいえノーマークにはしにくい。

コマサンエース 今季、ばんえい十勝オッズパーク杯、北斗賞の重賞2勝と勝ちみの遅さを払拭。北斗賞と同じく賞金ハンデ10キロ増で臨めるのは恵まれている。

オーシャンウイナー 準重賞や特別戦では古馬一線級に入っても好勝負できているが、重賞ではひと押し不足。勝ち負けするには、さらなる地力強化が求められる。

キングフェスタ 北斗賞ではためても障害で苦戦し4着で、特別戦の前走は脚を余した格好の2着。重賞級の力はあっても展開次第の面は否めない。

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 レースの狙い
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コマサンエースは今年のばんえい十勝オッズパーク杯が重賞初制覇で、9歳にしてひと皮むけた印象。北斗賞より相手が楽になっており重賞3連勝が期待できる。北斗賞2着など今季好調のインビクタが相手。展開次第だがコウテイ、紛れてもクリスタルコルドまで。


旭川記念(BG2)3歳以上オープン別定の出走表はこちら

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