重賞レース直前情報
■2025年07月13日
第57回岩鷲賞(盛岡)

7月13日(日)に盛岡競馬場にて、第57回岩鷲賞(3歳以上・ダート1200メートル・18時05分発走予定)が行われます。1カ月後のクラスターカップJpnIIIに向けてという意味をもつ一戦には12頭が出走。上位拮抗の感があるメンバー構成で、軸を決めるのは難しそう。盛岡コースへの適性がある馬の台頭にも警戒が必要で、過去の傾向からも波乱含みという前提で予想する手もあるでしょう。

------------------------------
  過去の傾向
------------------------------
過去5年の結果をみていく。1番人気は3勝、3着2回。2→4→1番人気の順だった21年を除き、5番人気以下が3着以内に1から2頭入っている。特に23年は8→5→1番人気、22年は1→6→10番人気と、1番人気の安定感は目立つが波乱含みとなっている。6歳以上が1から2頭連対。2走前までに重賞で4着以内に入っていた馬が1から2頭連対している。また、22年を除き2走前が重賞以外で2着以内だった馬が1頭だけ連対している。

------------------------------
  出走馬短評
------------------------------
スプラウティング JRAのダート1400メートルで3勝を挙げ、昨年以降は大敗も多かったが、岩手移籍後は2戦2勝。今回も先行策から押し切る可能性が十分だ。

ウラヤ JRAのダート1400メートルで3勝し、準オープンでは苦戦。しかし岩手移籍後は4勝を挙げ、盛岡1200メートルでは昨秋の絆カップを制している。

エメラルドビーチ JRAのダート短距離で3勝し、岩手初戦の栗駒賞で3着に入り、続く前走の盛岡1000メートルを楽勝。今回も末脚には警戒が必要だ。

グットフォーチュン JRAのダート短距離で2勝して、盛岡の短距離でも2勝。最近2戦は苦戦しているが、スタート五分ならコース実績がいきてくる。

スターシューター 大井で13勝を挙げ、岩手では今年3月の白嶺賞を含む2勝。2走前の盛岡1200メートルは6着だったが、コース2度目での前進には警戒が必要だ。

エイシントルペード 2歳時に北海道で2勝して、昨秋以降は兵庫で3勝し、岩手初戦の前走で水沢850メートルの重賞を勝利。今回も先行策が取れるようなら侮れない。

マツリダワールド 3歳春以降は大崩れが少ない成績で、今年は白嶺賞3着、栗駒賞2着と重賞でも善戦。ただ、1200メートルは2走前の5着が唯一という点は気にかかる。

レディブラウン 3歳春に浦和の桜花賞で3着に入ったが、その後は大敗多数。岩手ではC1級スタートから好成績で、昨秋の絆カップで2着の実績がある。

ボンディマンシュ JRAのダートで4勝を挙げ、大井でもオープン特別を含む4勝。しかし昨夏以降が馬券絡みなしで、岩手でも苦戦の成績では強調しにくい。

ロードオブザチェコ 南関東で2勝して、JRAに移ってダート1200メートルで1勝。岩手では3戦1勝でもスピード上位で、今回は逃げ粘りを狙いたいところだ。

そのほか、グラシアス、フリーウィーリングが出走する。

------------------------------
 レースの狙い
------------------------------
ロードオブザチェコは前走がスタートひと息で4コーナーでもスムーズさを欠いたが、この条件なら見直し可能。移籍後が2戦2勝のスプラウティングが強敵だ。エメラルドビーチは前走で見せた差し脚が魅力で引き続き注目。ウラヤは盛岡1200メートルの絆カップを制した実績を評価して押さえておく。グットフォーチュンは大敗続きだが、先行策が取れれば残り目も。スターシューターは前崩れの展開になれば出番が回る可能性が出てくる。


岩鷲賞(M2)オープンの出走表はこちら

齊藤修の予想にのる

テシオブログの予想にのる
 
 初心者にオススメ!AI予想
[9]ページ先頭へ
※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。