重賞レース直前情報
■2025年08月24日
第37回はまなす賞(帯広)

8月24日(日)にばんえい帯広競馬場にて、第37回はまなす賞(3歳・4歳混合・20時05分発走予定)が行われます。一般競走では3歳と4歳は同一重量での争いですが、重賞や特別戦では3歳に10キロのアドバンテージが与えられます。しかし、過去10回の当レースでは3歳4勝、4歳6勝で連対は10頭ずつと差のない成績となっています。例年では十勝地方の真夏日が落ち着いてくる時期でもあり、充実の秋へ弾みをつける若駒はどれでしょうか。

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   過去の傾向
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過去5年の傾向から見ていく。単勝1番人気は1から3着が各1回とひと息。しかし連対馬10頭すべて4番人気以内で、最低人気での馬券絡みは23年の3着馬(6番人気)となっている。4歳が3勝、2着3回、3着4回の好成績。23年と昨年は4歳がワンツースリーを決めている。基本的に4歳のオープン馬(負担重量710キロ)が出走した年は4歳が強く、唯一出走がなかった22年は3歳が上位を独占した(今年は710キロの馬が不出走)。4歳の前哨戦である山鳩賞の着順別では、1着より、2から3着の方が好成績。4歳が馬券に絡めなかった22年は山鳩賞の2、3着馬は不在で、1着馬は1番人気で4着に敗れた。

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   出走馬短評
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ウルトラコタロウ 柏林賞は3着だったが、山鳩賞では障害で苦戦して7着。本来は障害巧者だけに立て直しは可能だろうが善戦以上は見込みにくい。

ココロノニダイメ ばんえい大賞典では末脚を生かし4着に健闘。ここでも勝負になる力はあるが、昇級により当時からハンデが不利になるのは気になる。

ショータイム 柏林賞、山鳩賞の4歳オープンがともに2着で、昨夏から成績にほとんど波がないのも見事。重賞初制覇のチャンスは大きい。

ライジンサン 昨季のばんえいダービー馬だが、別定重量の重賞ではひと息の結果。叩き良化型だけに、またレース間隔が空いたのもマイナスだ。

カフカ 今季5戦3勝で、カーネーションカップ、柏林賞の重賞2勝と充実。山鳩賞は厳しいハンデでも見どころある5着で、3歳馬が相手なら有力だろう。

キョウエイエース 昨季の2歳シーズン王者で、今季は古馬A級で主役級の活躍。トップハンデだったばんえい大賞典は負けて強しの2着で、4歳が相手でも勝ち負けになる。

スーパーシン 終い一杯になって3着だったばんえい大賞典のようにひと押しが課題。引き続きの670キロでは詰めの甘さが出る懸念がある。

ウンカイダイマオー ばんえい大賞典では逃げて見せ場を作っての5着。今回も展開次第で前残りに警戒が必要になる。

その他、アルイテイコウ、スマイルカナが出走する

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 レースの狙い
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キョウエイエースは今季同世代相手では3、2着だがともに厳しいハンデを課されてのもの。今回は4歳が相手でもトップハンデから解放されるのが歓迎といえる。ショータイムは山鳩賞2着など好調で初重賞制覇も十分。障害巧者ウンカイダイマオーは馬体がこれ以上減らないことを条件に単穴に推す。差し脚が届く流れならカフカや、世代限定戦では大崩れが少ないココロノニダイメを押さえに。


はまなす賞(BG3)3・4歳オープン別定 の出走表はこちら

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