重賞レース直前情報
■2025年08月28日
第37回ブリーダーズゴールドカップJpnIII(門別)

8月28日(木)に門別競馬場で、第37回ブリーダーズゴールドカップJpnIII(3歳以上牝馬・2000メートル・19時55分発走予定)が行われます。JRAからはダブルハートボンド、グランブリッジ、オーサムリザルト、ライオットガール、マンマリアーレが出走。地方他地区からの遠征はなく、地元北海道勢はサンオークレアら4頭が迎え撃ちます。牝馬9頭の熱き戦いにご期待ください。

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過去の傾向
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過去5年の3着以内馬15頭中JRA馬は14頭ですべて4番人気以内。残る地方馬の1頭は5番人気で3着のドライゼ(大井)だが、2走前まではJRAに所属していた。基本的に距離2000メートル以上のレースで連対実績がある馬の方が勝ちやすい。マイルの方に適性がある馬は2、3着を想定したい。また、前走が牡馬相手の中距離であれば、5着以下に敗れていても巻き返しはありうる。今年は該当馬がいないが、3歳馬は関東オークスJpnIIの勝ち馬が有力。しかし古馬の壁に阻まれるケースが多く、相当な力がないと勝ち切るのは大変だ。

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JRA所属馬短評
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ダブルハートボンドは注目の上がり馬。デビューは3歳8月と遅かったが、ダート1800メートルで無傷の5連勝中。前走三宮ステークスは好スタートから2番手に取りつき、直線であっさり抜け出すと、最後はヴァンヤールの追撃を振り切った。着差はクビでも終始余裕があり、強い勝ち方だった。重賞でも好走実績があるヴァンヤールに勝ったので、本馬の快進撃はまだまだ続きそうだ。

グランブリッジは3歳時の本競走でプリティーチャンスやテリオスベルを下し勝利している。意外にも門別競馬場はその時以来、今回久々となる。年齢的に若干安定感は薄らいできたものの、ここでも勝ち負けできる力は十分ある。先輩の実績馬として意地を見せたい。

オーサムリザルトは昨年、本競走を5馬身差で圧勝して無傷の7連勝を達成した。前走エンプレス杯JpnIIでテンカジョウに差されて2着に惜敗したことで初黒星を喫したが、すぐに評価が下がることはない。連覇を目指す一戦だ。

ライオットガールは意外にも本競走は初出走。24年エンプレス杯JpnIIはオーサムリザルト、グランブリッジ、キャリックアリードに続く4着であり、距離が長すぎることも、実力が大きく劣ることもない。基本的に地方のダートグレードでは安定した成績を残しており、今回も大きく崩れることはなさそう。

マンマリアーレは3走前のアリエスステークスで3勝クラスを突破。牝馬限定戦の上、最後上がりの勝負になったことが幸いしたか。近2走はブリリアントステークス14着、名鉄杯8着と成績的に苦労しているが、このクラスまできたのは立派。牝馬限定のダートグレードで戦える地力は備わっている。地方のダート適性次第にはなるが、ここでいい競馬を見せることができるかもしれない。

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地方所属馬短評
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サンオークレア(北海道)は3走前の兵庫女王盃JpnIIIでテンカジョウの4着。今回は地元での一戦なので上積みが見込めそう。どこまで食い下がることができるか。

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予想のポイント
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連覇がかかるオーサムリザルトに対し、新たなライバルが出現。ダブルハートボンドはデビューから無傷の5連勝中であり、ちょうど昨年のオーサムリザルトと同じような立場。スタートがうまく、スピード・持続力を兼ね備え、間違いなく重賞クラスの力がある。この2頭の初対戦の行方が大きな注目ポイントだ。


ブリーダーズゴールドカップ(Jpn3)一般牝馬オープン の出走表はこちら
 

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