重賞レース直前情報
■2025年08月03日
第39回ひまわり賞(オークス) (盛岡)

8月3日(日)に盛岡競馬場にて、第39回ひまわり賞(オークス)(3歳牝馬・ダート1800メートル・19時05分発走予定)が行われます。JRAの最終レースの発走時刻が繰り下がった関係で、午後7時台のスタートとなる一戦には11頭が出走。今年は盛岡1800メートルのやまびこ賞から臨む2頭が、いずれもその前走で大敗。かなりの混戦と考えるのが妥当な顔ぶれといえます。この条件を味方にできそうなタイプを狙いたい一戦です。

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   過去の傾向
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過去5年の結果をみていく。1番人気は3勝、3着1回。2番人気は2勝、2着1回だが、3番人気は3着が1回だけと苦戦している。3着内馬はすべて、前走が重賞か、それ以外で1着、または他地区。4から2走前に岩手の重賞で4から7着があった馬が1頭だけ連対しているのが面白い。山本聡哉騎手が21から23年に3連覇。2走前までに岩手の1800メートル以上のレースに出ていた馬が1頭だけ連対している。

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   出走馬短評
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スノーミックス 岩手デビューで2歳時に2勝を挙げ、今年の留守杯日高賞で3着に健闘。最近2戦は金沢で、今回から岩手の元の厩舎に戻った臨戦過程は心配だ。

ピカンチフラワー 盛岡の新馬戦を制してビギナーズカップで3着に入り、今年はあやめ賞を勝ち、その後の重賞も2戦連続で2着。この距離でも相手なりに動けそうだ。

スマイルプラス JRAでは2戦とも大敗したが、岩手移籍後は6戦いずれも3着以内。今回の距離は微妙に映るが、立ち回りひとつで克服する可能性は秘めている。

ノヴェルウェイ 昨年8月の北海道でのJRA認定新馬戦が唯一の勝利で、その後は佐賀を経て岩手に移籍。最近4戦は重賞で苦戦したが、牝馬限定戦なら善戦できるかもしれない。

オールニッポン JRAでは5戦すべて芝中長距離だったが、岩手移籍初戦の前走は1400メートルで2番手追走からクビ差で勝利。今回は一気に相手が上がるが、距離延長はプラスになる。

アイヨトワニ JRAで5戦して、岩手では移籍2戦目から7戦連続で3着以内。最近2戦は芝1700メートルで善戦までだが、ダート替わりと牝馬限定戦なら見直せる。

フタイテンホイール 2歳夏に岩手で1勝し、JRAの芝で6戦して岩手に戻って以降は、9戦して4着と5着が3回ずつ。ひと押し不足は否めないが、距離延長はプラスだろう。

ミナトミナイト 昨秋のデビュー後は善戦止まりだったが、今年4月に初勝利を挙げて、前走で2勝目をマーク。今回も差し脚が届く可能性は考えられる。

ヴァイスウィッチ 2歳時に水沢と盛岡で各1勝を挙げ、その後は低迷したが最近の成績は良好で復調気配。今回も先手を取って粘り込みたいところだろう。

コックリサン JRAで6戦いずれも大敗したが、岩手移籍後は4勝をマーク。この距離への適性はありそうだが、前走が後方のままでの最下位から中1週という点は気にかかる。

そのほか、タイセイアキュートが出走する。

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 レースの狙い
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混戦の組み合わせなら、移籍2戦目でも距離延長がプラスになりそうなオールニッポンに期待。ピカンチフラワーは距離延長でも再度の善戦以上が狙えそうだ。ノヴェルウェイは最近の成績がいまひとつでも、再度の1800メートルが味方になる可能性が十分。再転入初戦のスノーミックスにも警戒しておく。流れ込みが狙えそうなフタイテンホイール、スマイルプラスが連下の押さえ。


ひまわり賞(オークス)(M1)(フォーウ3歳 の出走表はこちら

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