重賞レース直前情報
■2025年08月05日
第43回読売レディス杯(金沢)

8月5日(火)に金沢競馬場にて、第43回読売レディス杯(3歳以上牝馬・1500メートル・20時40分発走予定)が行われます。7頭の遠征馬は、グランダム・ジャパン古馬秋シーズンのポイントを獲りに来たと考えてよさそう。そのなかには昨年のこのレースの覇者である高知のアンティキティラもいます。対する地元馬は重賞を4勝しているリケアマロンが筆頭格。発走時刻は夜でも気温が高くなりそうで、各馬のコンディションが気になる一戦といえます。

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   過去の傾向
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秋に延期された21年を除く、過去5回の結果をみていく。1番人気馬は1勝、2着1回、3着2回。1→2→3番人気の順だった22年を除き、5・6番人気馬が3着以内に1から2頭入っている。金沢所属馬は19年と昨年の3着2回だけで遠征馬がほぼ上位を独占している。4歳馬が1頭だけ連対しているのが特徴的。最高齢での馬券圏内は24年3着のハクサンアマゾネスで7歳だが、地元限定だった21年のこのレースを制していた。

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   出走馬短評
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リケアマロン JRAでは6戦(地方全国交流含む)して掲示板までで、移籍直前の金沢での交流戦で2着。地方では金沢と岩手で重賞を4勝しており当地で9戦8連対の相性を含めて注目できる。

マテリアルガール 浦和からの遠征馬。JRAでは未勝利戦での3着1回が最高で善戦までだったが、3歳春から浦和所属で2000メートルの準重賞を3勝。しかし最近の成績はいまひとつで、今回は距離短縮も課題になる。

ヒメツルイチモンジ 兵庫からの遠征馬。3歳春に6着が2度あったが、それ以外はすべて5着以内。今回の組み合わせでも相手なりに動ける可能性がある。

ミルニュイ 大井からの遠征馬。今年4月の佐賀ヴィーナスカップで2着に入り、続く前走の条件戦でも2着。ひと押し不足の感はあるが、5着だった昨年以上を目指したいところだ。

プリムロゼ 兵庫からの遠征馬。重賞は未勝利でも2着が4回と相手なりに動けるタイプ。逃げ差し自在で、ここでも押さえておく手が考えられる。

アンティキティラ 高知からの遠征馬で、このレースでは23年が2着で昨年が1着。しかし前回が出走取消だった影響が心配で、今年は押さえまでの評価が妥当かもしれない。

グレースルビー 大井からの遠征馬。昨年の春に笠松と名古屋で重賞を勝ったが、その後の成績はいまひとつ。年齢的な面を含めて、厳しい感が否めない。

ラヴィアン 兵庫からの遠征馬。3歳5月のデビューから連対を続けて、14戦目にコウノトリ賞で重賞勝ち。その後の4戦は3着2回で掲示板までだが、引き続き相手なりに動けそうだ。

そのほか、ゴールドブラボー、タントゥーム、コパノフランシス、クールドレーヌが出走する。

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 レースの狙い
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リケアマロンは金沢で連対を外したのが2100メートルの百万石賞だけで、今回の条件と相手関係なら首位争いが狙える。ヒメツルイチモンジは最近の成績が良好で、ここでも善戦以上が期待できる。ミルニュイは休み明けでも、佐賀ヴィーナスカップで僅差2着の実績なら引き続き注目。今年の名古屋・若草賞土古記念で2着に入ったプリムロゼも押さえたい。アンティキティラは最近の成績が微妙でも、実績があるだけに無視しにくい存在といえる。


読売レディス杯3歳上牝馬牝馬(地方全国交流)の出走表はこちら

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