重賞レース直前情報
■2025年08月14日
第54回くろゆり賞(笠松)

8月14日(木)に笠松競馬場にて、第54回くろゆり賞(3歳以上・1600メートル・15時50分発走予定)が行われます。今年は兵庫と高知から各1頭の遠征馬が参戦。約2カ月の休止期間中に路盤が改修されて迎えた再開初日の月曜日は、不良馬場でしたが勝ち時計は以前より遅くなっていました。レース当日は晴れて気温が上がりそうでも、馬場に含まれる水分量は多めになりそう。パワータイプのほうが有利になるかもしれません。

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   過去の傾向
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実施されなかった21年を除く、過去5回の結果をみていく。1番人気は1勝、2着2回、3着1回。昨年は3→1→2番人気の順だったが、23年は5→6→4番人気、22年は1→5→9番人気の順だった。勝ち馬はすべて前走が重賞。2着馬は5頭のうち4頭が重賞以外から臨んでいた。2走前が1から2着だった馬が1頭だけ連対。東海地区以外からの遠征馬が3着以内に1から2頭入っていて、近4回は他地区2頭と東海地区1頭の組み合わせになっている。

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   出走馬短評
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メルト 2走前は差し脚を長く使って勝利を挙げたが、前走の名港盃は後方のまま大敗。最近2年は8月に勝利を挙げているが、タイプ的には寒い時期のほうが良さそうだ。

エイシンコソンテ 格付的には劣勢だが、現在は5戦連続で3着以内と上昇中。時計がかかる馬場も合いそうで、ここでも相手なりに動ける可能性は秘めている。

グスタール JRA時に地方条件交流戦で1勝し、南関東では大敗が続いたが、昨秋の笠松移籍後は10戦7勝と好成績。相手が上がる今回も、逃げ粘りを狙いたいところだろう。

セイルオンセイラー 兵庫からの遠征馬だが、昨年は名古屋所属でこのレースを勝ち、今年も名古屋記念と梅見月杯で2着と好成績。移籍初戦の前走は惜しい2着で、今回も注目が必要だ。

ダンネワード JRAで2戦未勝利から名古屋に移り、徐々にクラスを上げて前走の名港盃で2着。連戦続きの日程は気になるが、今回も相手なりに動ける可能性はある。

イイネイイネイイネ 3歳時に東海三冠すべてで2から3着と実績はあるが、重賞タイトルは金沢のMRO金賞だけ。最近5戦が1700メートル以上だった点も気にかかる。

サンライズグリット 高知からの遠征馬。JRAのダート中距離で2勝を挙げ、その後は高知で7勝。差し脚を長く使えるタイプで、展開がハマる可能性が十分だ。

キャッシュブリッツ JRAで1勝し、昨年は東海優駿で2着に入り、オータムカップで重賞勝利。しかし今回は昨年の大晦日以来で、距離が短くなる点も課題となる。

そのほか、コヴィーニャ、カズオルヴァルが出走する。

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 レースの狙い
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セイルオンセイラーは昨年の勝ち馬で、今年は兵庫からの遠征でも吉原寛人騎手を起用しての連覇に期待。サンライズグリットは堅実な差し脚が大きな武器で、展開的にも恵まれそうだ。上昇ムードがあるダンネワードにもチャンスがありそう。メルトは安定感に欠けるが、地力的にマークしておきたい存在といえる。最近の成績が良好なエイシンコソンテが連下の押さえ。


くろゆり賞(SP1)3歳以上・オープンの出走表はこちら

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