重賞レース直前情報
■2025年08月15日
第57回摂津盃(園田)

8月15日(金)に園田競馬場にて、第57回摂津盃(3歳以上・1700メートル・19時55分発走予定)が行われます。ハンデ戦ですが今年は54キロから57キロの範囲と、それほど大きい差はない12頭立て。ただ、そのなかに「.5キロ」が5頭いるという点は気になる材料といえるかもしれません。上位拮抗のメンバー構成といえますが、兵庫で7戦全勝のヴィーリヤをどう評価するかは、予想のポイントのひとつになるでしょう。

------------------------------
   過去の傾向
------------------------------
過去5年の結果をみていく。1番人気馬は3勝、2着1回、3着1回。5年前は1→3→2番人気の順だったが、それ以降の4年は5番人気以下の馬が3着以内に1から2頭入線。昨年は6→8→1番人気の順だった。トップハンデまたは最軽量の馬が3着以内に1から2頭入っているのが特徴的。3着内馬15頭のうち13頭は前走が重賞以外で、近3年に限ると3着内はすべて重賞以外からの参戦だった。前走の馬体重が500キロ以上の馬が3着以内に1頭以上入っている。

------------------------------
   出走馬短評
------------------------------
ヴィーリヤ JRAで2戦して、休養を経て今年2月から兵庫で7戦7勝と一気に上昇。前走は兵庫サマークイーン賞を快勝した実績なら、ここでも首位争いが必至だろう。

スマートビクター JRAのダート1800メートルで2勝して、3走前から兵庫所属で2勝、2着1回と好成績。2走前は59キロで勝利しただけに、今回の56キロは有利に映る。

サンライズホープ JRAで重賞を2勝したが、兵庫の重賞では4回出走して4着2回、5着1回といまひとつ。それでも実績的に無視しにくい存在といえる。

メイショウシマト JRAで4戦して、兵庫移籍後は29戦して3着以内が28回。3着を外した1回も休み明けで勝ち馬から0秒4差と上々で、初の重賞でも侮れない感がある。

ブラックバトラー 門別で2・3歳時に重賞を2勝し、昨年末の兵庫移籍後は5戦とも3着以内。前走は逃げ切り勝ちを飾ったが、好位差しもできる点が強みになる。

エイシンレオ ここまで17戦15連対で、残る2戦も4着と安定感がある成績。前走までB級で、今回は一気に相手が上がるが、ここでも差し脚が届く可能性は十分にある。

フラフ 新春賞と六甲盃で6着だった点は気になるが、兵庫で16戦12勝の成績は魅力十分。前走は4着でも勝ち馬とタイム差がない惜しい結果で、改めて警戒する手もありそうだ。

エイシンレジューム JRAのダート1400メートルで3勝し、3勝クラスでは大敗が続いたが、兵庫移籍後は1400メートルで2戦とも連対。今回は距離延長が最大の課題といえるかもしれない。

ウインドケーヴ 昨年は55キロで2着に入ったが、その後は5戦して7頭立てのA1特別で2着1回といまひとつ。今回も2か月ぶりの実戦という点が心配材料となる。

タイキフォース JRAのダートで3勝を挙げ、昨秋の兵庫移籍後は6戦2勝と上々。堅実に差を詰めてくるタイプだが、2カ月ぶりは割引材料といえるだろう。

そのほか、ナムラタタ、コンドリュールが出走する。

------------------------------
 レースの狙い
------------------------------
メイショウシマトは相手が上がるが、兵庫での安定感がある成績と、差し脚を長く使える脚質が有利とみて中心視。エイシンレオは格下でも時計的に互角以上で、最軽量をいかしての首位争いが期待できる。ヴィーリヤは7連勝中の勢いが魅力で、ここでも先行押し切りに要警戒。兵庫に移って好成績が続くブラックバトラーにもチャンスがある。エイシンレジュームはトップハンデと距離がカギだが、地力的に押さえておきたい存在だ。


摂津盃重賞13歳以上登録馬の出走表はこちら

赤見千尋の予想にのる

齊藤修の予想にのる
 
 初心者にオススメ!AI予想
[9]ページ先頭へ
※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。