重賞レース直前情報
■2025年08月21日
第6回ベイスプリント(名古屋)

8月21日(木)に名古屋競馬場にて、第6回ベイスプリント(3歳以上・920メートル・20時10分発走予定)が行われます。北陸・東海地区の交流戦ですが、今年は金沢所属馬が豪雨災害の影響で出走を回避。出走12頭のうち11頭が名古屋所属で、1頭が笠松所属というメンバー構成になりました。重賞勝ち馬は1頭のみで混戦模様。1400メートル戦だった時代から人気薄の馬が上位に入っている点には今年も注意する必要があるでしょう。

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   過去の傾向
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920メートルで実施された過去3年の結果をみていく。1番人気馬は1勝、2着1回。7から8番人気馬が3着以内に1頭入っている。23年は12→8→3番人気の順だったが、3連単は41万3000円(1着馬の単勝は79.3倍)と、人気が割れていた。2走前に1400メートル以下の重賞に出走していた馬が1頭だけ3着以内に入っている。2走前までに2から3着があった馬が1頭だけ連対している。

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   出走馬短評
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マリブパイン JRAのダート1200メートルと1000メートルで勝利を挙げたが、2勝クラスに上がってからは苦戦。名古屋移籍初戦でも、適性で押し切る可能性がある。

ケイカ JRA未勝利から名古屋に移り、1500メートルで3勝して昨秋以降は7戦連続で920メートルに出走。今回は休み明け2戦目で相手が強化されるが、スピード的に通用しても驚けない。

ベストリーガード 昨年のこのレース優勝馬だが、今年は約半年ぶりの実戦という点が心配。ただ、JRA時を含めて休み明けの成績は上々で、ノーマークにはしにくい。

ラヴラブクロフネ 前走の習志野きらっとスプリントは先手を取って見せ場十分の6着。920メートルでは8戦して1勝、2着5回と詰めひと息だが、逃げ粘りには警戒が必要だ。

フィードバック JRAで4歳1月までに6戦4勝と活躍し、5歳秋に障害で1勝。その後は高知で4勝、金沢で3勝を挙げたが、名古屋では17戦して未勝利となっている。

ハクサンスプリング 23年1月から名古屋所属で6勝を挙ているが、今年は14戦して2度の3着まで。夏場の成績は良好でも、距離短縮を含めて強調しにくい。

カワテンティアラ 2歳6月の新馬戦を圧勝し、続くJRA認定戦を勝利したが、その後は3着が2回。ただ、今回は近2走でJRAの芝短距離に出走した効果があるかもしれない。

ツキシロ 3歳1月までに川崎で2勝して、今年1月から名古屋所属で、前走が12戦目での当地初勝利。スタートに課題があるだけに、一気の距離短縮は微妙に映る。

ブライトファントム 2歳夏にJRAで芝1500メートルの新馬戦を勝ち、昨夏の名古屋移籍後に7勝をマーク。920メートルでは6戦4勝、3着2回と好成績で、ここでも首位争いが狙えそうだ。

そのほか、レッドブロンクス、カンナリリー、パーが出走する。

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 レースの狙い
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ブライトファントムは920メートルでの成績が優秀で、3連勝中の勢いも魅力で中心視が妥当。相手筆頭には、船橋の習志野きらっとスプリントで見せ場を作ったラヴラブクロフネを指名する。マリブパインは移籍初戦でもスピード的に通用する可能性が高そう。ケイカは格下でも920メートルで7戦連続連対の勢いに警戒する手はあるだろう。ベストリーガードは休み明けでどうかだが、昨年の覇者という点で穴に一考。カワテンティアラは相手関係が微妙でも、前走のダッシュ力を再現できれば残り目も。


ベイスプリント(SP2)オープンの出走表はこちら

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