重賞レース直前情報
■2025年09月14日
第20回石川テレビ杯(金沢)

9月14日(日)に金沢競馬場にて、第20回石川テレビ杯(2歳・1400メートル・17時15分発走予定)が行われます。10月28日に実施される予定のネクストスター金沢へのトライアルの一戦に12頭が出走。昨年は北海道からの移籍初戦だったビバロジータが勝ち、今年も移籍初戦の馬が2頭出走。金沢デビュー馬の陣営にとっては、2年連続はなんとしても避けたいところでしょう。

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   過去の傾向
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この条件になってからの過去2回の結果を振り返る。昨年は2→3→1番人気、23年は2→1→4番人気の順。昨年は1着馬が北海道のデビュー戦を勝ち、石川テレビ杯が通算3戦目。2着馬は2戦1勝。3着馬は4戦4勝で1番人気だった。23年は1戦1勝の馬が勝ち、2着馬は2戦2勝。3着は未勝利馬だったが、3戦いずれも4着以内に入っていた。なお、過去2年の3着内馬はすべて牝馬となっている。

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   出走馬短評
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ケーズコマクサ 6月23日の新馬戦は900メートルで2着に2秒8差をつけて圧勝したが、続く前走は後方のまま大敗。その点が気になるが、素質的に無視しにくい感がある。

エムティジーク 初戦と2戦目は差のある敗戦を喫したが、3戦目の前走は2着に2秒6差をつけて逃げ切りと一変。その時計を再現できれば首位争いが期待できる。

リュウノタイタン 6月8日の新馬戦で2着に2秒0差をつけたが、今回は約3カ月ぶりで距離延長という点が課題。ここが試金石と考える手はあるだろう。

カミノメノルカ 6月23日の新馬戦は1馬身差の2着だったが、続く2戦目は好位差しで6馬身差の快勝。時計的には劣勢でも、引き続き相手なりに動ける可能性はある。

ヤマミダイオウ 7月7日の新馬戦を勝ったが時計は平凡で、続く2戦目は好位追走から失速。母は金沢所属で活躍したヤマミダンスだが、ここでは少々厳しい感が否めない。

ソウルシェイキン 5月19日の大井の新馬戦で2着に入り、8月中旬の2戦目で3着。今回は金沢での初戦となるが、浸水被害を回避できた点は有利といえるかもしれない。

ノトフェニックス 7月7日の新馬戦はヤマミダイオウの2着で、続く2戦目はエムティジークから大差の2着。2戦とも連対の成績でも、内容的には評価しにくい。

エムティブレイド 北海道のJRA認定新馬戦と2戦目は差のある敗戦を喫したが、続く3戦目の一般戦で逃げ切り勝ち。今回は移籍初戦でどうかだが、通用する可能性は十分だ。

モーモークローム 新馬戦は後方のまま大敗したが、続く前走は900メートルを好位差しで快勝。時計は微妙でも、タイプ的に距離延長はプラス材料といえそうだ。

ムムターズショコラ 7月20日の新馬戦を勝ったが、時計的には平凡。それでも大型馬の2戦目で距離延長なら、善戦以上があっても驚けない。

そのほか、キャンパスレディ、ベストダンサーが出走する。

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 レースの狙い
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エムティジークは前走が行き脚一変での逃げ切りで、そのスピードの再現に期待。エムティブレイドは移籍初戦でも素質的に通用する可能性があるとみて2番手に推す。リュウノタイタンは休み明けでも素質は上位とみて3番手にマーク。ムムターズショコラは初戦後の上積みが大きそうで、大井の矢野貴之騎手の騎乗も魅力。カミノメノルカは今回も好位付けのかたちが取れれば善戦以上が可能だろう。ソウルシェイキンは大井未勝利からの移籍初戦でも、連下には押さえておきたい存在だ。


石川テレビ杯【ネクストスター金沢TR】2歳 の出走表はこちら

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