重賞レース直前情報
■2025年09月30日
第21回イヌワシ賞(金沢)

9月30日(火)に金沢競馬場にて、第21回イヌワシ賞(3歳以上・2000メートル・17時50分発走予定)が行われます。この重賞は白山大賞典JpnIIIのトライアル競走として、地方全国交流で実施される予定でしたが、8月上旬の大雨洪水による開催中止の影響で白山大賞典JpnIIIと同じ日に延期。そして金沢所属馬限定戦という条件になりました。そのため、出走馬の力量に差がある印象。距離適性を含めて狙いを絞るべき一戦といえます。

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   過去の傾向
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今年の条件は例年と違うため、この時期に実施されたA1級一組戦を対象に結果をみていく(距離は1500から1900メートル)。1番人気馬は4勝、3着1回。22年(1900メートル)は1→5→3番人気の順だったが、それ以外の年の3着内馬はすべて4番人気以内となっている。連対馬のうち7頭が4走前までに勝利。3着内馬のうち13頭が前走で4着以内で、例外は21年の1着馬(前走が大井のオープン特別)昨年の2着馬(前走がイヌワシ賞)だった。4から6歳馬が1頭以上連対しているが、最近4年は6歳以下と7歳以上の組み合わせとなっている。

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   出走馬短評
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プレシオーソ JRAのダート1800メートルで2勝して、昨秋は1200メートルで勝利。金沢では3戦して重賞1勝を含む2勝、2着1回と好成績で、距離延長の今回も注目できる。

ロマンスグレー 2歳夏に船橋でデビューして、4勝をマークし、東京湾カップで2着。金沢では6戦いずれも3から5着だが、相手なりに動ける脚は持っている。

マンガン 南関東で重賞2勝を含む8勝を挙げて、金沢では5戦すべて2着以内と好成績。今回の組み合わせなら地力で押し切る可能性が高そうだ。

テイコク 川崎の新馬戦を制してから大敗も多かったが、昨年は金沢で1勝し、今年も3勝。クラスが上がった前走は苦戦したが、堅実な差し脚には注目できる。

リケアマロン 3歳重賞を金沢で2勝、水沢で1勝し、4歳になった今年も金沢で牝馬限定重賞を制覇。ただ、前走の読売レディス杯で早々に失速して最下位に敗れた影響は気にかかる。

ゴールドハイアー JRAのダート中距離で5勝を挙げ、昨夏からの南関東で苦戦したが、今春の金沢初戦を勝利。しかし最近2戦は大敗で、休養した効果に期待したいところだ。

リトルサムシング JRA時に川崎の未勝利交流戦を圧勝し、金沢移籍後は地元限定の3歳重賞2戦をともに逃げ切り圧勝。初の古馬相手でも逃げ切りを期待していいだろう。

そのほか、ペガサスターボ、ウインエタンセル、タントゥームが出走する。

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 レースの狙い
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マンガンは金沢で5戦すべて連対。今回の組み合わせなら持ち味の差しが届く可能性が高いだろう。リトルサムシングは2戦連続で逃げ切り圧勝の勢いが魅力で、古馬相手でも首位争いが狙えそうだ。プレシオーソは距離延長がカギだが、好位からの流れ込みに注意が必要。リケアマロンは前走の大敗が気になるが、好走と大敗の差があるタイプだけに見限りにくい存在。ベテランの米倉知騎手に乗り替わるロマンスグレーを連下の穴として挙げておく。


イヌワシ賞3歳上オープンの出走表はこちら

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