重賞レース直前情報
■2025年09月28日
第33回銀河賞(帯広)

9月28日(日)にばんえい帯広競馬場にて、第33回銀河賞(4歳・20時00分発走予定)が行われます。4歳シーズン三冠の第2弾は、3競走のうちでもっともハンデ差がつきやすく(三冠目の天馬賞は定量)、実績上位馬にとって高いハードルになります。過去、柏林賞との二冠を達成した馬はすべて三冠馬になっていることからも、ここを勝ち切る力がある馬は世代王者の資格があるということ。今年の柏林賞を制したのはカフカで、まずは牝馬として初の二冠達成を目指します。

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   過去の傾向
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過去5年の傾向から見ていく。単勝1番人気は3勝、2着1回。7→10→6番人気で決まった21年を除き、連対馬は1番人気+2番人気または3番人気の組み合わせとなっている。3歳との混合重賞・はまなす賞か、柏林賞の1から3着馬が1から3頭3着以内に入っている。牝馬は5頭しか出走していないが、1から3着各1回と健闘。トップハンデ馬は3勝、2着1回で高重量を苦にしていない。

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   出走馬短評
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ウルトラコタロウ 自己条件戦ではひと息だが、同世代限定重賞では、柏林賞3着など【0-0-6-1】というブロンズコレクター。ここも3着はありそうだ。

フレイムファースト 柏林賞、4歳オープンの山鳩賞とも7番人気で4着と健闘。ただそれ以上を望むには展開の助けなどが必要だろう。

スマイルカナ ばんえいオークス馬で、牡馬相手のばんえい菊花賞も制している実力馬。重いハンデに悩まされていたが、この条件なら復活があっても驚けない。

ホクセイハリアー 柏林賞では2番人気で9着だったが、暑さが一段落した近2走が連続1着と復調気配。主戦の渡来心路騎手が引き続き騎乗するのも魅力だ。

ライジンサン ばんえいダービーを制した3歳チャンピオン。柏林賞(7着)に続きトップハンデだが、牡馬同士での重量差が30キロから20キロに縮まっており無視はできない。

リュウセイウンカイ 初の特別挑戦だった山鳩賞でショータイムをしのいで勝利。9戦連続連対と勢いもあり、初の重賞でも上位争いに加わってきそうだ。

カフカ ばんえいオークスの2着馬で、今季カーネーションカップ、柏林賞の重賞2勝。ハンデは楽ではないが二冠達成の可能性はある。

ミチシオ 3歳三冠が2、3、2着という実力馬だが、約8カ月ぶりだった前走が見せ場に乏しい走り。ここも様子見が妥当だろう。

ショータイム 昨夏を越して上昇し、ここ1年が【5-6-6-6】と充実。柏林賞、山鳩賞とも2着で重賞初制覇も考えられる。

その他、スカーレットが出走する。

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 レースの狙い
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軽ハンデ勢に好調馬が揃ったが、重賞実績を考え牝馬スマイルカナの復活に期待。8月の3歳混合重賞・はまなす賞で4歳として最先着の3着というのも評価できる。上昇の勢いがあるショータイムとリュウセイウンカイに、はまなす賞4着の牝馬カフカが相手候補。世代限定戦に実績があるウルトラコタロウを押さえに。


銀河賞(BG2)4歳オープン別定の出走表はこちら

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