重賞レース直前情報
■2025年09月18日
第36回秋の鞍(名古屋)

9月18日(木)に名古屋競馬場にて、第36回秋の鞍(3歳・1500メートル・18時00分発走予定)が行われます。地方全国交流重賞に今年は北海道から2頭、大井と兵庫から各1頭が参戦。名古屋所属馬はすべて前走が3着以内で、前走がJRAと北海道所属だった馬が各1頭います。そのメンバー構成はかなりハイレベルで、どのくらい絞り込んでいけるかが予想のポイントとなる一戦といえます。

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   過去の傾向
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過去5年の結果をみていく(21年までは旧・名古屋競馬場1400メートル)。昨年は単勝3→6→2番人気の順だったが、それ以前は1番人気馬が2着3回、3着1回。勝ち馬はすべて2から3番人気だった。また、5から9番人気が2から3着に1頭だけ入っているのが特徴的だ。前走が重賞で2着以内、または古馬A級戦で1着だった馬が1頭だけ連対。各地の『ダービー(優駿)』競走に出走していた馬が1から2頭連対している。連対馬10頭のうち6頭が他地区からの遠征馬(昨年は名古屋→笠松→北海道の順)。3着馬はすべて他地区の馬となっている。

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   出走馬短評
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ウィルオレオール 北海道からの遠征馬。船橋の平和賞を勝ち、ブルーバードカップJpnIIIで3着。最近2戦は不振でも、今回の相手なら地力は上位だ。

ケイズレーヴ 12戦して6勝を含む3着以内が11回で、兵庫チャンピオンシップJpnIIでも5着に健闘。最近2戦も完勝で、地元戦なら首位争いが必至だろう。

ステラビアンカ 2歳時に北海道で2勝を挙げ、最近4戦は古馬B3・B4クラスで善戦。今回は名古屋移籍初戦となるが、穴で一考できる余地はある。

サントレッダー JRAで6戦して、4着1回、5着4回と善戦し、前走川崎でのJRA条件交流戦で初勝利。今回は名古屋移籍初戦でも、素質的に侮れない感がある。

ベラジオゼロ 北海道からの遠征馬。JRA認定新馬戦から栄冠賞まで3連勝して、長期休養明けの今年も重賞で3、5着。その実績なら今回も注目できる。

ヨシノダイセン 大井からの遠征馬。通算2勝は1200メートルで、盛岡のハヤテスプリントでも2着。黒潮盃は大敗したが、今回の距離なら見直せる。

ベラジオドリーム 兵庫からの遠征馬。北海道の2歳重賞で2着2回と活躍し、移籍後も大崩れが少ない成績を継続。ただ、今回は休み明けという点が気にかかる。

ノリノリブリランテ 2歳時に北海道でJRA認定新馬戦とオープンを勝ち、名古屋では未勝利でも2着4回、3着2回。ここでも相手なりに動ける可能性はある。

マルヨハルキ 今年はネクストスター中日本と岐阜金賞が3着で、新緑賞2着。今回は初めての輸送競馬が課題だが、相手なりに走る点は無視できない。

コパノハワード JRA時に名古屋の条件交流戦で2着に入り、名古屋に移籍してからは3戦2勝、2着1回。今回は相手が上がるが、時計的には通用しそうだ。

エバーシンス 今回が通算24戦目と連戦が続くが、2歳重賞を勝ち、東海優駿で3着、岐阜金賞で2着と実績は十分。距離短縮でも穴で一考可能だろう。

そのほか、セットクルールが出走する。

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 レースの狙い
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上位拮抗で難解だが、大崩れがないケイズレーヴに期待。ベラジオゼロは遠征競馬でも相手なりに動けるとみて対抗に据える。ベラジオドリームは休み明けでも実績的に無視できない存在。サントレッダーは移籍初戦でも素質的に通用する可能性がありそう。相手なりに動けるエバーシンス、ノリノリブリランテを3連勝式の候補として挙げておく。


秋の鞍(SP1)3歳オープンの出走表はこちら

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